ベストよりベターを狙う。
ベターを積み重ねることでベストに近づいていく。
byグロリア・アロヨ(フィリピン共和国第14代大統領)
フィリピン共和国第14代大統領のグロリア・アロヨさんの名言です。
グロリア・アロヨさんは1986年のフィリピンの民主化以降、歴代大統領の中で最も在任期間の長かった大統領です。
私はこのグロリア・アロヨさんを知りませんでした。
どうやら、逮捕に次ぐ再逮捕などで今は失墜されているようです。
となると名言紹介も少し躊躇ったのですが、先日のブログで「良いと思った名言は紹介する!」と、だからこのスタンスを崩さずに今日も紹介させていただきます。
さて本日の名言。
ベストよりベターを狙う。
ベターを積み重ねることでベストに近づいていく。
ベストよりベターだと。
ベターを狙うというよりも、ベターだと思った時点でどんどんやる方が良いということだと思います。
それに例えば、ベターなアイデアとベストなアイデア、どっちが出やすいかと思うと、確実にベターなアイデアの方が出やすいです。
ベストなアイデアなんてそう簡単に出ません。
そもそも出たとしてもそれは、ベストだと「思う」アイデアでしかありません。
確実にベストと言えるものでもないのに、出るまでにも時間もかかります。
それであればベターだと思うことをどんどんやっていく方が良いと思います。
現状より少しでも良くなることをやっていってベストへ近づいていくということですね。
考えれば考える程、この名言には個人的に納得してしまいます。
現状が最悪であるとき、ベストな策と思えるものほど取り組みにくいものはありません。
なぜならやることや変えなければならないことが多すぎるから。
そう考えれば、少しでも状況が良くなるベターな策は取り組むことも比較的容易です。
また一気の取り組みでは思わぬ障壁の出現で右往左往してしまう可能性もあります。
何か一つでも不備があれば、連鎖的に行き詰ってしまいます。
ベターな策で比較的容易な事であれば思わぬ障壁が現れても方向転換や中止もまだ容易です。
少しでも良いと思えることはどんどんやってみる。
それにベストでは無いと最初から思っていれば何かあってもスッと切り替えやすいものです。
参考になる名言だと思います。
私生活の話ですが、日本への本帰国でバタバタと忙しい日々を送っています。
そんな生活の中でも、やらないよりはやっておいた方が良い、まだ先でも良いけど今できるものがあれば今やっておこう、そんな気持ちで毎日を過ごしています。
こちらへ戻ってきたのが6月、そこから少しずつこの本帰国の為に準備をしてきました。
例えば、本帰国に際して処分するもの。
捨てるのはいつでも出来る、帰る直前でも良い、でも、今捨てても帰る直前で捨てても一緒、ならば今捨てようと。
バタバタではありますが、この程度のバタバタで済んでいるのはそれの積み重ねがあったからかもしれません。
ブログランキングに登録してます。
応援宜しくお願いします。