決断というのは、100パーセントの情報があったら誰でもできます。
しかし、それじゃビジネス・チャンスとしてはもう遅い。
本当の決断は、60パーセントぐらいの時でなければいけません。
by河毛二郎(王子製紙元会長・社長)
王子製紙で社長と会長を務められた河毛二郎さんの名言です。
100%の情報があれば誰でも決断できる。
確かにそうですよね。
100%の情報が揃っていればそれはもう決断とも呼べないかもしれません。
そして、本日の名言では100%の情報が揃ってからではビジネスチャンスとしては遅い、ビジネスチャンスを得る決断は情報が60%ぐらいのときでなければならないと。
この名言には納得です。
100%の情報が出揃う、それはすなわち、やれば100%儲かるという状況。
ですが、なかなかそのような状況は無いですし、あったとしても既に他社が始めていて、競合も既に何社か現れているのが現実でしょう。
となれば、始めるに際しての決断はやはり早い方が良いのだと思います。
それでも、資金には限りがあるので情報は必要です、やみくにも決断すればいいというものでもありません。
本日の名言では、60%の情報が揃えば決断するかどうかを考えないといけない、それ以上待ってからでは遅いと言っていますが、なぜ60%なのでしょうか。
それは、自社は60%しか情報を持っていなくても、他社では既に70%の情報を持っているかもしれない、もしくは他社は自分より情報を持っておらず50%ぐらいかもしれないけど、そこでもう決断するかもしれないからだと思います。
60%の情報で決断を、と。
言うは易く行うは難し、ですね。
それが出来る企業がほとんどなら倒産する企業ないでしょうからね。
決断するにはまだ早いと思ったときに思い出したい名言ですね。
おはようございます。
特に目立ったニュースもなく着々と本帰国の準備を進めています。
先日のブログで、ワクチン接種者は今後、日本入国後の隔離が緩和されそうという流れから、私は日本への本帰国後でのワクチン接種を決めたと報告しました。
そして、第一段階ですが、先日やはり緩和されましたね。
日本入国に際して、ワクチン接種者は自主隔離が14日間から10日間に短縮、そして3日間の強制隔離対象となっている指定国からの入国でもワクチン接種をしていたら強制隔離は無く自主隔離で良いということになりました。
もちろんワクチン接種には証明書が必要、そして10日間で自主隔離を終えるには、入国後10日以降に自主的にPCR検査を受けて陰性であればという条件付きです。
4日間の自由を得るために、PCR検査の費用を自分で賄うというのもちょっとアレですが、ともあれ、緩和第一弾ですね。
今後も他国に倣って緩和されていくと思います。
それでも、やはり出ましたね、ワクチンの指定。
この緩和措置を受けられるのは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3つ中のいずれかのワクチンを受けた人のみです。
緩和の方向は続いていくでしょうが、この認められたワクチンの中に、中国のシノバックが入ることにはならないでしょう。
こうなることはほぼ予想していましたが、いざ発表されるとシノバックを打たなくて良かったという感じですね。
いずれ国と国との移動にワクチン接種自体も必要なくなるでしょうが、いつになるかわかりませんから。
とりあえず、ホッとした今日この頃です。
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