時間の守れん人間は、
何をやってもダメだ。
by田中角栄(政治家)
田中角栄さんの名言です。
「時間の守れん人間は、何をやってもダメ」、いささか手厳しい意見です。
でも、時間を守ることは簡単なことです。
そんな簡単なことですら出来ないのは、ダメだということがまず1つかと思います。
そして、時間を守れない人は、相手のことを考えていないとも言えるかもしれません。
時間を守れないということは、打ち合わせなどで相手が時間を守った場合、相手の時間を奪ってしまうということになります。
相手の大切な時間を、自分を待つということに使わせてしまいます。
そうなれば、時間を守れなかったら相手に申し訳ない気持ちになりますよね。
そして、更に一つ深読みをすれば、時間を守ることは簡単な事で、守ったからどうだということでもありません。
でも時間を守らなかったら、それは相手へ大きなマイナスの印象を与えます。
そんなことすら考えが及ばない奴はダメだとそういう意味もあるかもしれません。
相手のマイナスな印象を覆すには一つのプラスな印象では全く足りません。
たかだか時間を守るということ、でも、時間を守らなかった時の代償はとても大きいです。
ただこれは特に日本で言えることかもしれませんね。
なぜ時間を守らなかった時の代償が大きいかと言えば、時間は守って当たり前と考えるふとが多いからですよね。
ちょっと3つ目は特に日本では、という注釈が必要かもしれません。
最後は少し話が脱線してしまいましたが、時間を守らない人は「3つのダメ」がありますね。
時間が守れない人は、簡単な事も出来ない人だからダメ。
時間が守れない人は、相手のことを考えられない人だからダメ。
時間を守れない人は、時間を守らないことで相手へマイナスの印象を与えてしまうということに考えが及ばない人だからダメ。
時間は守りましょう。
打ち合わせや誰かと出掛ける時、早く着きすぎてしまった、手持ち無沙汰になってしまったということはあります。
もうちょっとゆっくりしていれば良かったとちょっと損した気分になったりもします。
でもそれは大した損じゃありません。
時間を守れなかった時と比べれば、大した損ではありませんよね。
全くの余談ですが、私は海外に住んでいるということもあり飛行機によく乗ります。
心配性なので空港へは早めに行くタイプです。
その時、空港で何もすることのない時間が出来、暇を持て余します。
でも、一度、渋滞にはまって乗り遅れそうになり、ギリギリの精神状態で空港へ向かったことがあります。
それ以来、空港で何もすることのない時間を過ごす辛さと、間に合うか間に合わないかというぎりぎりの精神状態で過ごす辛さを比べたら、もう答えは簡単でした。
空港で何もすることのない時間を過ごす辛さの方が何倍も良いのです。
時間を守って早めに着いてしまったときと、時間を守れなかった時の比較と少し似ているような気がしてしまいました。
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