プロは、「努力をしている」などと言うことは禁句の世界です。
by貴乃花(元横綱)
元大相撲力士で第65代横綱だった貴乃花さんの名言です。
昨今はあまりテレビで姿を見かけず、また弟子たちの不祥事をめぐるニュースもありました。
巻いているマフラーも茶化されたりしていたので、マスコミの行き過ぎた報道もあった気がしています。
名言紹介に際しては個々のニュースについて触れたくはありませんが、私としてはこの先何があったとしても、良いと思った名言は紹介させていただきますし、特段、今までの記事を改めることもしません。
ただ少し書かせてもらうと、結局、会ったことのない人、有名な人であればあるほど、その人の印象はマスコミによって植え付けられます。
実際にその人がどうであるかなんて私たちには分かりっこないんです。
だから私はあくまで名言にのみ着目し、紹介をさせていただきます。
前置きが長くなってしまいましたが本日の名言です。
プロは、「努力をしている」などと言うことは禁句の世界です。
プロで努力していると言うのは禁句。
端的な言葉ですが、プロは努力するのが当たり前という意味で言っているのだと思います。
ただ、このままだと「努力するのはプロじゃなくても当たり前」というのも一理ありますので、名言への解釈を少し変えます。
例えば、相撲ですが、力士は自身の番付を上げたり優勝するために厳しい稽古をします。
時折、テレビなどで力士が汗を流しながらぶつかり稽古をしているのを見ますよね。
でも、力士が稽古を頑張っています!と言っても、正直、それは当たり前ですよね。
稽古を頑張ることが勝ちや優勝に繋がります。
力士であればそれを頑張るのは当然のことと言えるのではないでしょうか。
また他のプロスポーツでも、練習するのは当然と言えます。
練習がきつくて大変だけど頑張っています、それは当たり前です。
そう考えると、一般人の生活でも似たようなことがあるかもしれません。
例えば私の仕事。
クレームがあって対応が大変。
クレーム対応頑張っています、原因と対策の報告書の作成頑張っています。
部下がちゃんと仕事してくれなくて大変。
部下の育成頑張っています。
これはやっぱり禁句なのかもしれません、もちろん言ってしまうこともあるので、そこは反省ですが。
以前に私の好きな競馬の武豊騎手が言っていたことで印象的な言葉があります。
それは、騎手の減量は辛いですか?という問いに対しての回答です。
ちょっと詳細な名言は思い出せず、あくまで推測ですが、下記のような感じでした。
競馬というスポーツに向き合っている騎手として、減量が辛いというのはプロではありません。
毎日働いているサラリーマンの人が、朝の通勤が辛いと言っているようなものです。
確かに納得です。
朝の通勤が辛いのは事実ですが、ほとんどの人が口にしませんよね。
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