人生にとって健康は目的ではない。
しかし最初の条件なのである。
by武者小路実篤(小説家)
明治から昭和にかけて活躍された小説家、武者小路実篤の名言です。
健康の大切さを説いた名言です。
健康というのは、確かに人生の目的ではありません。
しかし、何であれ、自分の立てた目的を果たすための最初の条件は、健康であることに他なりません。
まず第一に健康であること、健康であって初めて何かが出来る。
生きるか死ぬか。
もちろん、そのことが最も大切なことですが、同じ「生」でも、健康な「生」か、不健康な「生」ではやはり人生は違ってきます。
健康であれば、お金の心配をすることも無くなります。
お金が無くなればその健康な体という資本を使って働けば良いからです。
私は、60歳以降もバリバリ働くなんてことはあまりしたくはないのですが、それでも、まだ働けるけど、働かないという選択が大事なのであって、働けないから働かないのとは状況がまるで異なります。
出来るけどしない、のと、出来ない、というのは全く違います。
人生の目的ではないけど、誰もが維持したい健康。
でも、世の中には健康を害するようなものが多く売られ、それらを買え買えとCMが囁きます。
ダイエットでもそうです。
ダイエットに一番良いのは、「食べない」ことです。
でも、この薬を飲め、このサプリを飲めと日々耳にしますよね。
THE・経済活動。
でもやっぱりダイエットの一番の近見は、不必要に多く食べないこと。
そこが最も大切なのだ信じて、私もダイエットに勤しむ日々です。。。(笑)
おはようございます。
本日は健康に関する名言を紹介しました。
そして最近、私が少し意識して取り組んでいることがあります。
それは、こちら。
オートファジー、です。
オートファジーというのは細胞が飢餓状態に陥ったときに、自らの一部を分解して栄養に変える仕組みとして、昔から知られていました。
言ってみれば、瘦せる仕組みですね。
空腹状態が続けば、体に溜まっている脂肪の分解が進むので、痩せるというわけです。
しかし、最近、この仕組みとは別に、オートファジーには細胞を浄化する作用があることが明らかになったそうです。
そしてこの浄化作用が病気の予防に効果があり、健康につながるとのことです。
このオートファジー、意識して空腹時間を作ることが要です。
その空腹時間はオートファジーを発動させるための時間が目安、そしてそれは体の臓器を休ませる時間ともいわれています。
推奨されている空腹時間は16時間です。
1日のうち、3分の2の時間は何も食べてはいけない、ということです。
これって結構辛そうに思えますが、晩御飯を20時までに食べて、翌日は朝食を抜き、昼の12時に昼食を食べる、これで達成できます。
そして、目下のところ私はこのオートファジーに挑戦中です。
果たして、体調が今より良くなるのかどうか謎ですが、元々の食生活もそれに近いものがありました。
少し付け加えますが、この空腹状態である16時間、飲まず食わず、ではありません。
血糖値を上げなければOK、ということで、飲み物であれば無糖のコーヒーやお茶、食べ物であれば素焼きのナッツ、無糖のヨーグルトはOKだそうです。
私は、インドネシアに赴任し、最初はお手伝いさん付きの会社の寮(一軒家で部屋がいくつかあるタイプ)で暮らしていたのですが、食事の量が朝と晩と劇的に多く、半年で約10kg太りました。
その後、妻が来て、そのメタボ養成所(お手伝いさんに罪はありません) から脱出、あれやこれやと試行錯誤をして、赴任前の体重近くに戻しました。
その、10kg太っていたときに健康診断で言われたのは、肝臓の数値が悪すぎる(脂肪肝)、そして糖尿病の入口にもいる、と。
そんな中で自分なりに考えて実践していたのが、このメニューで、見事、元の体形に戻ることに成功しました。
〇朝食-ヨーグルト・ナッツ・はちみつ
〇昼食-普通(炭水化物あり)
〇夕食-普通(炭水化物無し)
そして、最近、オートファジーを知ったのですが、今までの食生活、朝食のはちみつを除けば、もともと出来ていたというのが分かりました。
しかし、上記の食生活でも、週末は例外とし、好きなものを好きな時間に食べまくっていました。
最近はコロナで、いくら週末は例外と言いながらも、少し度を超えており、体重が増加したので、週末も上記のルールを適用し、そしてこのオートファジーの知見を活かして少し改良を加えた下記の食生活を続けています。
〇朝食-ナッツ
〇昼食-普通(炭水化物あり)
〇夕食-普通(炭水化物無し)・ヨーグルト・はちみつ
この食生活をしばらく続けてみて、また報告をします。
余談ですが、学生時代は基本、どれだけ食べても太らなかったので、好きなものを食べ、お店に大盛り無料という選択肢があれば、迷わず大盛り、大盛りが例え有料であっても、悩んでから頼むという有様でした。
結局、当時の私は食べる量よりも、消費するエネルギーの方が大きかったというだけで、決して食べても太らない体質ではなかったのですが。。。
大盛りやセット=お得!と考えていた私の思考回路(いや、実際にはお得なのですが)、従って、今、大盛りを頼まないという行為が結構つらい。
大きな損しているような感覚に陥るからです。
食べすぎないことが健康につながると思えば、大盛りはお金を払って寿命を短くしているということと同義、と無理くり考えて大盛りやセットを頼みたい気持ちを抑えている今日この頃です。
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