生殺与奪の権を他人に握らせるな
by富岡義勇(鬼滅の刃)
鬼滅の刃に登場する富岡義勇(とみおかぎゆう)の名言です。
読み方は、生殺与奪(せいさつよだつ)ですね。
この名言が登場するのは鬼滅の刃の物語の中でも序盤のシーンです。
主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼となった妹の禰豆子(ねずこ)を殺そうとする冨岡義勇に、土下座をして命乞いをする際に富岡義勇が放った言葉です。
鬼滅の刃という物語の核となる部分を突いた名言です。
言ってしまえば冷酷です。
妹の命乞いをする炭治郎、すなわち、妹の命は炭治郎が握っているのではなく、他人である富岡義勇が握っている。
妹の禰豆子が生きるか死ぬかは、富岡義勇次第ということになります。
命を他人に委ねることはあってはならないと。
そしてその他人が鬼である場合、鬼が素直に「はい、わかりました」と言うわけがないだろうと。
物語の序盤、妹の禰豆子がここで殺されるわけがないと気楽に構えている視聴者、読者が大半でしょう。
結果、妹の禰豆子は助かるのですが、それでもこの富岡義勇のセリフに驚いた方も多かったのではないでしょうか。
普通だったら、漫画やアニメの中での主人公の「助けてくれ」という命乞いに対する答えは、「わかった、助けてやろう」もしくは「助けない(結果、主人公が何とかする)」ですからね。
鬼滅の刃は、ある意味では漫画やアニメらしいのですが、冷酷なシーンはとことん冷酷。
そういった側面も物語に魅力さが増す要因の一つなのかもしれません。
今回の名言では、生殺与奪の権、とありますが、実生活でも大切なものの如何を他人に依存していてはやはり良くありません。
自分の幸せは自分で掴むものです。
他人から貰うものではありません。
大事なものを他人に守ってもらおうというのも良くありません。
自分が大事にしているものは、自分で守るのだと。
もっと具体的な日常生活、仕事でも良いのですが、例えば重大な仕事。
その仕事の成否を他人に委ねる、これは良くありません。
その仕事が重大であればあるほど、成否を他人に委ねてはいけませんし、委ねるのであれば、その結果がどっちに転ぼうと自分の対応できる範疇でリカバリー策を持っていなければなりません。
生殺与奪の権を他人に握らせるな。
一見、冷酷なセリフですが、よくよく推察してみると、ごく当たり前の事にも感じられますよね。
おはようございます。
以前のブログでインドネシアでも鬼滅の刃の映画、無限列車編がやっていると書きました。
その時は、漫画もアニメも見ていないので、スルーと書きましたが、今日のブログの名言紹介で、見ていないのにしっかり書いているじゃねえか、と思われたら、すみません。
アニメを見る機会があったので、全話見てみました(笑)。
そして、近々映画も見に行ってきます。
「鬼滅の刃」という作品に対する所感はまた別の機会に書かせてもらいますが、今後、鬼滅の刃の名言もブログで何度か紹介させてもらおうと思っています。
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