自分に能力がないなんて決めて、
引っ込んでしまっては駄目だ。
なければなおいい、今まで世の中で能力とか、
才能なんて思われていたものを越えた、
決意の凄みを見せてやる、というつもりでやればいいんだよ。
by岡本太郎(芸術家)
岡本太郎さんの名言です。
以前紹介した岡本太郎さんの名言はこちらです。
岡本太郎さんらしいと言えばらしい感じもしますが、芸術の才能があるとされる岡本太郎さんが、能力や才能を当てにするのではなく、そんなものは無いと思って決意の凄みせてやるというつもりでやればいいと言っています。
能力や才能は必要ない、のではなく、能力や才能を当てにするのがダメなんですね。
無ければ尚良いと、無ければ能力や才能に恃むということは出来ないから、決意の凄みを見せるしかないと思いきることが出来るという意味です。
実際の物事、どんなことにおいても大切なことは、やってやるぞという気持ちです。
能力や才能なんかより、やってやるという気持ち、そこで物事の成就が決まると岡本太郎さんは伝えたいのではないでしょうか。
そして決意の凄み、これがあれば、自分の持っている能力や才能を最大限引き出すことにも繋がると思います。
私の好きなテニスの話で恐縮ですが、テニスの世界ランキング、これは確かにその選手の強さを表すものですが、フェデラー選手、ナダル選手、ジョコビッチ選手、彼ら3人はBIG3と言われていて、フェデラー選手は怪我でランキングを落としているのものの、大きな大会はこの3人のうちの誰かが勝者になることが多いです。
しかし、他の選手がこのBIG3に能力や才能で劣っているかと言えば決してそうではありません。
少なくともトップ10に入る選手は既に能力や才能的に彼ら3人に肉薄しています。
どの選手も能力と才能をフルに活かせば、そのBIG3に勝つ力を持ち合わせています。
じゃあBIG3が能力と才能をフルに出せば?と思うかもしれませんが、その場合でもどちらが勝つか分からないほど、BIG3とその他の選手で、能力や才能の差は感じません。
何が違うのか、それこそ私は本日の言葉にある決意の凄みの差だと思っています。
このBIG3と呼ばれる3選手は決意の凄みが備わっているから、接戦に強く、またどんな戦いでも能力と才能をフルに活かすことが出来るのだと思っています。
能力や才能を頼りにせず、ただ、等身大の自分の力で、決意の凄みを見せてやるというつもりで物事に当たる。
私も、この覚悟を忘れないようにしたいです。
ブログランキングに登録してます。
応援宜しくお願いします。