はっとさせられる言葉たち

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微笑めば友達ができる。しかめっ面をすればしわができる。

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微笑めば友達ができる。

しかめっ面をすればしわができる。

byジョージ・エリオット(作家)

 

 

作家であるジョージ・エリオット氏の名言です。 

確かにその通りですよね。

面白い名言だと思います。

微笑んでいれば友達が出来るかもしれませんが、しかめっ面では友達は出来ませんよね。

出来るのは「しわ」だけと。

この名言をどう捉えるか、ですが、しかめっ面で出来るのはしわだけ、だから、どんな時でも笑っていようよというのは、ちょっとポジティブ過ぎて、ひねくれものの私はそんな捉え方はしたくありません(笑)。

私の捉え方は、辛い時や悲しい時でない限りは笑顔を心掛けよう、です。

人生はいろんなことがある、喜怒哀楽に溢れているとはいうものの、そのどれでもないときって案外多くありませんか?

言ってみれば、日常、平凡、普通、なときです。

楽しくも嬉しくもない、かと言って、辛くも悲しくもないとき、微笑むことも出来るし、しかめっ面も出来る、そんなときです。

例えば朝の挨拶です。

朝というと、一日の始まり、学校への通学や会社への出勤時こそ、楽しくも嬉しくもない、かといって辛くも悲しくもないときと言えるのではないでしょうか。

私のエピソードとして思い出したのがワーキングホリデービザで滞在していたオーストラリアでのことです。

私は、会った途端に「How are you ?」と聞かれる文化に慣れず、聞かれても内心「いやいや、会ってすぐに調子を聞かれても、別に普通だよ」と思うことがよくありました。

日本人はこんなとき、しかめっ面、もしくは苦笑いで「so-so」と答えがちです。

実はこの「so-so」は「How are you ?」の返答には使わず、同じような意味合いで使うのであれば「Not bad」とかと後で知ったのですが、この会った途端に「How are you ?」と聞かれた瞬間がまさに、微笑むか、しかめっ面かを選べる瞬間だと思います。

私は、「How are you ?」が挨拶に近いものだと知ってからは、自分の調子なんて無視して「Good !」と笑顔で返すように心掛けていたのですが、今思えば、無理にでも「Good !」と笑顔で言っていたので、不思議と言葉に釣られて気分もGoodになっていたように思います。

本日の言葉を紹介するにあたって、まさにあの「How are you?」と聞かれて、微笑んで「I'm good!」と答えるか、しかめっ面で「so-so」と答えるか、その情景を不思議と思い出してしまいました。

日本の生活でも、朝、学校や仕事へ行くとき、多少の眠気もありながら、それこそ至って普通な状態で、もし誰かに「元気かい?」と聞かれたら「いや別に普通だよ」と答えたくなる瞬間、まさにこういう時こそ微笑むべきだと、私は思います。

人生において、喜怒哀楽よりも、普通な状態って意外に多いと思います。

それはまさしく、微笑むか、しかめっ面か、自分で選択できる瞬間ですよね。

喜怒哀楽は表に出ちゃいます、これはしょうがないです。

悲しいときに微笑むことなんて出来ません。

でも案外多い普通の時、この時はぜひとも微笑んでいたいものです。

 

 

 

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