あなたの心が正しいと思うことをしなさい。
どっちにしたって批判されるのだから。
byエレノア・ルーズベルト(婦人運動家・文筆家)
エレノア・ルーズベルト氏の名言です。
アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻であるエレノア・ルーズベルト氏、ファースト・レディというだけで充分な肩書に成り得ますが、活動の枠はそれに留まりませんでした。
エレノア・ルーズベルト氏は、夫の政界入りを機に公務に没頭し、夫の政治的協力者としての人生を歩むことになりました。
そして夫が大統領に当選すると当時、大恐慌の為に貧困にあえいでいた各地を訪問、現地の実態を夫に報告するなどし、夫への献身的にサポートは続きました。
夫である大統領の政策にも彼女からの発案のものもが多かったと言われています。
そんなエレノア・ルーズベルト氏が、特に気に掛けていたのは社会的な弱者の救済でした。
アフリカ系アメリカ人や労働者や女性、子どものための平等な権利を擁護し、社会の関心を喚起し、大きな影響を与えました。
大統領の引退とともに、多くのファーストレディは歴史から消えますが、次期大統領のトルーマン氏の要請により、エレノア・ルーズベルト氏は国際連合の総会代表団の一員に任命され、 ロンドン総会で人権委員会の委員長に選出されると、エレノアは世界人権宣言の起草に着手、ついに1948年の国連総会で採択される運びとなりました。
エレノア・ルーズベルト氏は1952年までアメリカの国連代表をつとめ、退任後は人権擁護の象徴的存在として、世界の女性の地位向上などに大きく貢献されました。
本日の言葉は、そんなエレノア・ルーズベルト氏の言葉です。
この経歴を知り、この言葉を知ると、エレノア・ルーズベルト氏の考えや行動と、言葉がぴったりと合いますね。
自分が正しいと思うことをする、それが大切であることは誰しも知っています。
しかし、反対意見や否定的な意見に悩んだり、心を痛めたりし、なかなか自分が正しいと思うことが出来ない経験も良くあると思います。
ただ、一つ言えるのは、結局のところ、批判は消えない、そして、何をしたって、何を言ったって、批判は存在し続けるということです。
どうせ批判されるのだったら、自分が正しいと思うことをやろう、これは非常に大切な考えだと思います。
もちろん、投げやりになって、批判だらけでも気にしないというのはよくありません。
とことん、批判が出ないように配慮することは必要だと思います。
でも、最後の最後まで考え抜いたら、どうせ批判されるのだと開き直って、自分が正しいと思うことをやることも時に必要だと思います。
この言葉は半沢直樹の最終話の中野渡頭取の言葉にも似ていますね。
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