「できる」と信じるか、
「できない」と信じるか。
どちらも結果は完全にその通りになる。
byヘンリー・フォード (フォード・モーター創業者)
フォード・モーター創業者のヘンリー・フォード氏の名言です。
ヘンリー・フォード氏の名言は以前にも紹介しましたね。
以前のブログにも書きましたが、ヘンリー・フォード氏は自動車の育ての親(自動車の発明者はドイツのカール・ベンツ氏)と言われています。
一般の人も車を買えるようにする為、コスト削減としてベルトコンベアでのライン生産方式を考案し、販売価格を抑えたことも有名です。
このベルトコンベア方式による大量生産方法の影響は産業界へ、そして一般の人が車を持てるようにしたことで交通面へも影響を与えました。
また一般にベルトコンベア方式と言いますと、コスト削減、利益重視の為という見方が強いのですが、ヘンリー・フォード氏は、安価な製品を大量生産しつつ労働者の高賃金を維持する「フォーディズム」という考えも持っていました。
1914年には日給5ドルを提示し、これは従来の賃金のほぼ2倍にあたるとして世界を驚かせました。
もちろん、これには慈善だけではない、企業存続を考えた計算でもありました。
それは、低い日給に抑えても、それを理由に転職者が増えれば、新たに雇用したり、作業を教えたりすることで多くの費用が発生します。
優秀な人に長い間働いてもらうことがどれほど会社にとって利益のある事かわかっていたんですね。
そう考えれば、労働条件の待遇改善は、会社にとってもそこで働く人にとっても良かった、まさに今で言うWIN-WINの関係があったのだと思います。
そう考えれば、トヨタ生産方式とも非常に近いところがあると思いますよね。
前置きが長くなりましたが、本日はそんなヘンリー・フォード氏の名言です。
多くの成果を手にしたヘンリー・フォード氏ならではの名言だと思います。
もちろん、どれだけ頑張っても成し遂げられないことはあると思います。
しかし、その結果が出る前に持つべき心構えとして、「できる」と信じるか、「できない」と信じるか、これによって結果に大きな違いが出るというのは納得出来ますよね。
また「できる」と信じて取り組んで、結果出来なかったことも時にはあるでしょうが、「できない」と信じていたら、出来ることも出来なくなってしまうのではないでしょうか。
また「できる」と信じて取り組んでやっぱり出来なかったとなっても、「できる」と思えば真剣度も違い、貴重な経験となって自分を成長させてくれるはずです。
心構えとしては、「できる」と信じて物事に取り組む。
これは大切なことだと思います。
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