はっとさせられる言葉たち

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今日いい稽古をしたからって明日強くなるわけじゃない。でも、その稽古は2年先、3年先に必ず報われる。自分を信じてやるしかない。

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今日いい稽古をしたからって明日強くなるわけじゃない。

でも、その稽古は2年先、3年先に必ず報われる。

自分を信じてやるしかない。

by千代の富士(元大相撲力士)

 

 

 

この「自分を信じてやるしかない」というのは説得力がありますよね。

この言葉は大相撲の第58代横綱の九重親方の言葉です。

九重親方は2016年にすい臓がんのために亡くなられました。

現役時代の人気と61歳という若さのため、当時は大きな話題となったのを覚えています。

九重親方の現役時代の四股名は「千代の富士」、体格の良さが目立つ相撲界の中で、ひときわ目を引く筋骨隆々の彫刻のような体、身長183㎝で体重は120kg代と相撲界では小兵ながらも、豪快な上手投げや速攻相撲でファンを魅了し、精悍な顔立ちもあって千代の富士関は「ウルフ」という愛称で皆々に親しまれた力士でした。

私の世代は、力士だった当時の活躍や人気ぶりよりも、親方になられた後にテレビで見ることが多かったです。

そして、前述した筋骨隆々の肉体や相撲スタイル、精悍な顔立ちも有名ですが、もう一つ有名なエピソードとして、千代の富士関は稽古に誰よりも熱心だったと言われています。

恵まれた背丈や体格ではないから、筋肉を付けた(肩の脱臼を防ぐ為でもありました)、豪快な上手投げや速攻相撲も、相撲に勝つために稽古によって戦術や技を身につけた、千代の富士関の強さの理由を知れば、何度も稽古したんだなというのがわかるのではないでしょうか。

そして千代の富士関の稽古で有名なのは、頻繁に出稽古を行ったことです。

出稽古とは言葉の通り、自分の所属していない他の部屋へ赴き、稽古をすることです。

千代の富士は自分が苦手とする相手や今の自分では勝てない思った相手のところへ何度も通って稽古を重ね、勝つための戦法や戦術を研究したと言われています。

このしつこさには多くの相手力士も音を上げたそうですが、それと同時に相撲にストイックな千代の富士関の凄さも感じ取ったそうです。

横綱となってからでもこの出稽古は続いたそうですから、相撲で大事なのは何より勝つことと見定め、その為には何をすればよいのか、シンプルな考えですが、それをここまでストイックに続けられる力士はそう多くはないと思います。

稽古、一般の人に例えれば、それは勉強や練習です。

例えば今、本を読んだり、勉強したって、明日になって何か変わるわけではありません。

しかしだからと言って勉強することを止めてしまえば自分の成長はあり得ません。

そのときに腐らず真摯に続けていくには、本日の千代の富士関の言葉通り「2年先、3年先に必ず報われる。自分を信じてやるしかない。」、この精神でやっていくしかないんですよね。

これだけでは自分への動機づけとしては弱い気もしますが、いくら言葉を肉付けして着飾っても、本質としては、この1点しかあり得ないですよね。

自分を信じて、「やるしかない」。

実績があるからこそ、この言葉に重みを感じますが、この千代の富士関の考えがあって生まれた実績だということもまた事実ですよね。

考えや意識無しに実績が先に生まれることなんてありませんからね。 

 

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