偉大な人間だから偉大な仕事を成し遂げられるのではない。
偉大な目的を目指すから、人間は偉大になれる。
byマハトマ・ガンディー
ガンディーの名言です。
ガンディーの名言は以前にも紹介させていただきました。
下記の記事にガンディーの生涯も少し記載しておりますので、よければお読みいただけたらと思います。
この名言をフランクに訳せば、偉大な人だから、偉大な事ができるのではなく、偉大な事を目標にするから、偉大な人になれる、となるかと思います。
名言の特徴として、何かを否定し、何かを肯定する、このタイプは多いです。
「~ではなく、~なのだ」という感じです。
その最初の否定が通説だったり、皆が思っていることであればあるほど、名言になりやすいと思っています。
私のブログの題名は「はっとさせられる言葉たち」、このはっとさせられるのも、名言が通説を否定するから、はっとさせられる、何かに気付くのではないかと。
名言の紹介をしようと思っていたのに、気付いたらこのブログの題名にまで話が逸れていました、すみません。
では、本日の名言の紹介です。
偉大な人間だから偉大な仕事ができるのではなく、偉大な目的があるから、人間は偉大になれると言っています。
これは、日常生活に置き換えれば、確かにそうであると思うことが出来ます。
人間、努力が肝心です。
何か行動を起こしたり、勉強をしたりすることで、知識と経験が身に付きます。
知識と経験が身に付き、徐々に、皆に驚かれるようなことさえもできるようになっていくのだと思います。
その知識と経験、最初から持っているものではありませんよね、先程述べたように、行動を起こしたり、勉強をしたりしないと身に付きません。
では、何が行動を起こさせるのか、何が勉強をしようと思わせるのか、それはやはり、目的ですよね。
目的があるから、人は行動したり勉強をしたりします。
そして、それが偉大な目的であれば、相応の努力をしますが、小さな目的であればその目的に沿った努力しかしません。
この名言では、偉大な目的が人を偉大にすると言っていますので、目的こそが人を作ると言っても過言ではないでしょう。
この名言と少し趣向は異なりますが「地位は人を作る」という言葉も意味は少し近いと思います。
地位は人を作るとは、地位が人をその地位に見合う人にする、ということです。
人も地位を与えられると、その地位に見合うだけの人物になろうと努力をします。
それこそ、行動したり勉強したりします。
地位は人を作る、それと同様に、目的は人を作る、かもしれませんね。
私事で恐縮ですが、私はインドネシア駐在となり、いきなり部下を持ち、部長のような判断を迫られるポジションになりました。
あくまで会社上は単なる平(現地法人の規定の為、実際は取締役になっているそうですが、給与は平社員並みです)ですけどね。
その中で、やはり勉強はしました、地位に見合う人物にならないと、指示を伺う部下に対して「わからない」とは言えない、そんな恥ずかしい上司になってはいけないという目的があったからです。
もちろん、今でも自分がそのポジションで他の人から見て満足のいく仕事が出来ているかどうかはわかりませんが、部下から無能だとは思われない程度にはなったという自負はあります。
これも目的や地位のおかげだと思っています。
目的や地位が無ければ、仕事能力や人物としても私は本当にただの平社員だったと思いますので、本日の名言は強く共感できる言葉です。
もちろん、私もまだまだ努力は必要です。
本社に戻った後、出世できなければ、それこそ笑いもの、今の部下にも申し訳ないと思うので、まだまだ頑張らなければなりません。
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