有能な者は行動するが、
無能な者は講釈ばかりする。
byバーナード・ショー(作家)
作家であるバーナード・ショー氏の名言です。
ちょっとあまり面白みのない名言かなぁとは思っているんですが、この名言で自分を戒めたいと思うところがあったので、紹介しました。
有能な人は行動する、無能な人は講釈ばかりをする、これってパッと聞けば、うんうんその通りだと納得するのですが、文章を並び替えてみるとちょっと印象が変わります。
行動する人は有能な人、講釈ばかりする人は無能な人。
私自身、行動することと講釈すること、果たしてどっちが多いのかなと考えてみました。
考えてみれば、若いときは今より行動することの方が多かったと思っています。
怖いもの知らずというより、無知だったんですね。
馬に乗りたくてモンゴルへ行ったり、富士山が見たいと思って名古屋から自転車で富士山へ行ったり、モンゴルがきっかけで海外に興味持ってオーストラリアへワーホリ行ったり、興味本位でNGO団体でバイトしたり、夏には子どものキャンプに付き添うキャンプリーダーというバイトもしたりしていました。
オーストラリアでのワーホリ時、一人でバスや電車を使って大陸縦断をしたのですが、今思えば、下調べもせずよく決行したなと思います。
昔は興味があればすぐに行動していましたが、今は昔より行動に移すことが減ったと感じています。
従って、今の自分は昔と比較すれば間違いなく講釈の方が多いです。
本日紹介した名言通りに解釈すれば、私は年々無能になっていっているのかもしれないと考えてこの名言を紹介した次第です。
ただ、なぜ行動することが昔より減ったのか、これは明確にわかっています。
それは知識と経験が増えたからです。
知識と経験が増えれば、何かをする上でのリスクが事前にわかります。
問題なのは、発生する可能性の低いリスクも他のリスクと同レベルに考えてしまい、行動を躊躇することです。
私が昔の自分より無能かどうかはわかりません、ただ、行動をする機会が少なくなったのは、知識と経験が増えたからだと思います。
知識と経験は生きていく上での武器となるものです。
武器になるものとして、必死に身に付けてきた自覚はありますが、ときとして、その知識と経験が行動の妨げになっていることも事実です。
正直なところを申せば、昔の自分より今の自分の方が無能だとは思っていません、ただ、時に知識と経験が行動の妨げになることを、本日の名言から私は学びました。
名言の趣旨とは違う学びかもしれませんが、やはり言葉や名言から学べることは多いです。
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