はっとさせられる言葉たち

名言や言葉の紹介&雑記がベースのブログです。時折、何かの解説(カテゴリー「役立ち情報」)や旅行記などを書いていきます。

俺はさっき泥棒のプロフェッショナルだと言ったよな。でもな、人生については誰もがアマチュアなんだよ。

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俺はさっき泥棒のプロフェッショナルだと言ったよな。

でもな、人生については誰もがアマチュアなんだよ。

そうだろ?

誰だって初参加なんだ。

人生にプロフェッショナルがいるわけがない。

まあ、時には自分が人生のプロであるかのような知った顔をした奴もいるがね、とにかく実際には全員がアマチュアで、新人だ。

はじめて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ。

出典:ラッシュライフ/伊坂幸太郎 著

 

 

 

 

「私、人生2回目です」

そんな人はいませんよね。

誰しも今が初めての人生で、2回目という人はこの世にいません。

人生にプロはおらず、誰しもアマチュアと言えます。

そんな初めての人生の中で私たちは往々にして迷い、苦しみ、悩んで、後悔したりします。

でも、それって当たり前の事です。

小学校や中学校、部活動でも何でも良いのですが、初めての試合はまず失敗します、負けます。

でも自分でもその失敗や負けについて、初めてだからしょうがないやって思いませんか?

そして、自分が先輩になり、後輩が初めての試合に出て負ける、そんなとき、どう言葉をかけるでしょうか。

「初めてだから負けても、失敗しても,、落ち込む必要ないよ」と声を掛けると思います。

初めてだからです、新人だからです、プロではないからです。

この言葉は、そんな当たり前の考えを人生に例えています。

本日の言葉の最後「初めて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ」と。

この言葉を知ったのは高校生の頃でしたが、心に響き、勇気付けられたことを今でも覚えています。

 

本日紹介したのは、伊坂幸太郎さんの小説「ラッシュライフ」に登場する泥棒の黒澤のセリフです。

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

 

伊坂幸太郎さんの作品は個性的なキャラクターが何人も登場するのですが、この泥棒の黒澤は伊坂幸太郎さんの他の作品にも登場しています。

ファンの中でも人気のあるキャラクターです。

本日の言葉はそんな黒澤の言葉でした。

伊坂幸太郎さんの作品はしばらく読んでいませんが、高校生の頃、文庫が発売されるたびに買っていました、伊坂幸太郎さんの初期の頃ですね。

どの作品もひたすら面白かった印象です。

最近は歴史の勉強の為にと思って、歴史小説を読む機会が多いのですが、日本に帰ったら久しぶりに読んでみようと思いました。

最後に本日紹介した黒澤のセリフをもう一つ。

はっとさせられる言葉とは違いますが、観点が面白いですよね、伊坂幸太郎さんの作品を読んでいますと、こんな名セリフがひっきりなしに出てきます。 

不景気、不景気と騒いでいるがな、これだけ長い間不景気なんだ、それがこの国の標準の状態なんだろう。

子供がテストで一度満点を取ったからと言って、その後五十点しかとっていなければ、その子の実力は五十点だろ。

違うか?

この経済状態だってずっと続いていればそれが普通なんだ。

昔のまぐれ当たりを待ち続けている馬鹿ばかりの国に先はない。

だいたい、失業率にしたところで、全人口分の仕事がこの世の中に用意されていると誰が決めたんだ?

少なくとも私は決めた覚えはないぞ。

誰もが仕事にありつけると無根拠に思い込んでいるだけだろう?

人口が多くて、全員分の仕事はない。

簡単なことだ。

出典:ラッシュライフ/伊坂幸太郎 著

伊坂幸太郎さんの作品は以前にもブログで紹介しています↓

軽やかで、観点が独特で面白い言葉ですよね。 

 

 

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