はっとさせられる言葉たち

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賢者は愚者からも学び、愚者は賢者からも学ばない(書評:太閤のレガリア-川村 隆一朗著)

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賢者は愚者からも学び、

愚者は賢者からも学ばない

byビスマルク(政治家)

 

「賢者は愚者からも学ぶ」、だから誰からも学びなさいよ、という意味に捉えられそうですが、この言葉はそういう単一的な言葉ではないと私は考えています。

それほど、賢者と愚者は、物事に対する捉え方が違うのだと思います。

賢者と愚者と書きますと、ちょっと呼び方が良くありませんが、賢者は日常の些細なところからも学ぶことが出来ますが、愚者は重大な出来事でもそれを見落とし、大したことではないと気にも留めず日々を徒に過ごしていくのだと思います。

仕事でもそうですよね、例えば何に関してもうるさく叱ってくるお客さんがおり、いわゆる愚者はうるさいお客さんだなぁテキトーにあしらってその場を取り繕って終えるかもしれませんが、賢者はなぜそのお客さんがうるさく何でもかんでも叱りつけてくるのか、原因を知ろうとします。

日々マスコミから流れてくるニュースでも、ニュースを流し聞きするのではなく、なぜこういうニュースが多いのか、なぜメディアはこぞってこのニュースを流そうとするのかと一度考えてみることが大切です。

新型コロナウイルスの話題でもそうですよね、メディアは自分たちにとって都合の良い事しか流しません、メディアには事実を伝えようとする姿勢がほとんどないことを今回のコロナ禍で学んだはずです。

メディアの方々も仕事という金稼ぎの側面があり、その姿勢自体は私は批判しません。

後はニュースを見る我々の問題です。

賢者はメディアが流すニュースを見て学ぶますが、愚者では何も学べないというところでしょうか。

 

 

 

おはようございます。

先日、本を読みました、歴史小説です。

【文庫】 太閤のレガリア (文芸社文庫)

【文庫】 太閤のレガリア (文芸社文庫)

 

太閤とは豊臣秀吉のことですが、話は豊臣秀吉や織田信長の父の時代です。

本の紹介で「信長はなぜ、それほどまでに秀吉を重用したのか?」とあり、それに続く形で「父・織田信秀と中村弥右衛門(秀吉の父)の時代、戦闘を一変させた新兵器との意外な繋がりが隠されていた」とあり、私は当初、秀吉にはとんでもない秘密があり、信秀の子である信長は秀吉を重用せざるを得なかった理由を解き明かすような奇想天外なエンターテイメント小説を予想していたのですが、ガチの歴史小説でした。

忍者が戦うこともなく、史実に沿って丁寧に書かれた物語でした。

随所に辻褄が合わないところがあるというレビューもありましたが、それほど気にしなくても良かったです。

話はあまり小説で書かれることのなかった信秀(信長の父)時代の織田家が中心で、秀吉の生まれ故郷である尾張中村(中々村)の中村衆の話です。

歴史好きの方であれば小豆坂の戦いは聞いたことがあると思いますが、戦名を知っているだけであまりよく知らないという方も多いと思います。

そういった方も当時の状況などを理解する一助となる小説かと思います。

また、この話の中では、今川の名軍師と呼ばれた太原雪斎が現役バリバリなのも面白いです、桶狭間の合戦の時は既に亡くなっていますので、この名軍師と呼ばれた太原雪斎は人気のある戦国時代小説にはほとんど登場しませんからね。

見事に期待を裏切られたこの「太閤のレガリア」ですが、織田信秀や今川義元の全盛期、岡崎の松平家、そして秀吉の父である中村弥右衛門など、あまり知る機会の無い歴史上の人物が生き生きと登場し、歴史小説でありながら勉強にもなった一冊でした。

著者の川村隆一朗氏はこの本の他には歴史小説は書いていないみたいですが、違和感なく読めました。

話の流れとしてはタイトルと打って変わってまじめな感じですので、すいすい読める、話の続きが気になるという類のエンターテイメント小説って感じではありませんが、あまりスポットライトの当たらない時代の小説ということで勉強がてらに読んでみても良いと思います。

 

 

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