「明日からがんばろう」という発想からは
どんな芽も吹きはしない!
そのことに20歳を超えてまだわからんのか!?
明日からがんばるんじゃない!
今日…今日だけがんばるんだっ!
今日がんばった者…今日がんばり始めた者にのみ明日が来るんだよ!
出典:賭博破戒録カイジ(福本伸行 著)
カイジは藤原竜也さん主演で映画にもなっていますから、ご存知の方も多いと思います。
カイジも名言は多いですよね、私も全部ではないですが、漫画も読んでいました。
本日の名言を紹介したのは、この「今日だけ頑張るんだ!」というセリフの為です。
今日だけ何とか乗り切りたいと思った方が良く手にするのが栄養ドリンクですよね、今日はインドネシアで良く飲まれているエナジードリンクを紹介します。
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これです、グラティン・デーンという名前の飲み物です↓
値段は大体1本40~50円で、比較的安く手に入ります。
そしてインドネシアでよく飲まれているものの、コレ、元はタイのエナジードリンクです。
タイから輸入されていたらおそらくもっと値段が高くなるでしょうから、インドネシア国内でも製造されているのかなと勝手に考えております。
ただ、このロゴマーク、どこか他のエナジードリンクに似ていませんか?
そうです、レッドブルです、レッドブルに似ていますよね。
しかし、味はレッドブルと違い、炭酸はなく、リポビタンDをものすごく甘くしたような感じです。
私は好きな味で、飲んだ瞬間にぐっとくるものがあるのですが、慣れていないと「うわっ甘い!」となること必須です。
なんだか、「似ているというか東南アジアで売られているレッドブルじゃないの?」「もしくはレッドブルの偽物?」という声が聞こえてきそうですが、違います。
レッドブルはこのクラティン・デーンが元になっています。
なので、レッドブルがむしろクラティン・デーンの欧米版であり、どっちが偽物かと言われれば、どっちも本物なのですが、発売順ではレッドブルが2番手ということになります。
どうしてこうなったのか、多少の諸説はあるみたいですが、まずオーストリア人の実業家であるディートリッヒ・マテシッツ氏がタイでこのクラティン・デーンを見つけます。
日本国内でリポビタンDが売れており、日本の高額納税者の1位が大正製薬の経営者で、欧米には似たようなビジネスモデルが無い為これは商売になると睨んだからという経緯もあったようですが、ディートリッヒ・マテシッツ氏はアジア以外の地域におけるクラティン・デーンを販売するライセンスを獲得するに至ります。
このことからリポビタンDが無ければレッドブルは誕生しなかったとも言われますが、まぁそれは捉え方次第ですよね、言い出したらキリがないですしね。
ちなみにクラティン・デーンはタイ語で「赤いガウル(ウシ亜科の動物)」ですから、レッドブルはそのままクラティン・デーンの英訳です。
これがレッドブル誕生のきっかけです。
そして、欧米受けする味などに変えたことからも、いろいろ紆余曲折はあったのでしょうが、レッドブルは各国で飲まれる飲料へとなっていきました。
今では本家のクラティン・デーンを超えている規模と思われますから、凄いですよね。
このクラティン・デーンがインドネシアではよく飲まれていると書きましたが、レッドブルも売られています。
しかし、レッドブルは高いですね、1本200円ぐらいしますから、クラティン・デーンの約6倍です、インドネシア人の時給が大体100円ですので、2時間の時給感覚でしょうか、日本で考えたら1本1500~2000円ぐらいって感じでしょうか。
なので、ローカルは誰もレッドブルは飲みませんね。
では、価格が下がればローカルも飲むのかと言われたら、それでも結局このクラティン・デーンを飲むと思います。
このクラティン・デーンが一時期、レッドブルを意識してか(大元は一緒なのにどういう構造なんだろう)、クラティン・デーンの炭酸版を出したのです、価格も安い、味もレッドブルそっくりでしたが、流行らず店頭から消えましたので、たぶんレッドブルは流行らず、このままクラティン・デーンの流れが続くのかなと思っています。
エナジードリンクが体に悪いのは知っていますが、私は種類問わず味も好きですし、ぐっとくる感じ(ただの勘違い?)も良いです。
ちなみにですが、日本のエナジードリンクは清涼飲料水に近く、他国で飲むエナジードリンクとは成分が異なりますので、私は日本のエナジードリンクはコーラと同じ感覚の飲み物と考えています、味は美味しいけど、効果はほぼありません。
海外旅行の際は是非(勧めて良いのかどうか…)、他国のエナジードリンクを飲んでみてください、パワーがみなぎります!
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