何であれ、怒りから始まったものは、
恥にまみれて終わる。
byベンジャミン・フランクリン(政治家・物理学者)
怒りに任せて何かをする、というのは誰しも経験があると思います。
ただ、怒りに任せて何かをして、結果良かったことはあったでしょうか。
おそらくですが、ほとんど良くない結果に終わっていると思います。
怒りは人間の感情ですので、コントロールするのは難しいです。
一切怒らない人間になるのがベストなのでしょうが、なかなかそんな境地には至れません。
しかし、怒り自体はどうすることも出来なくとも、その怒りに任せた行動を自制することは出来るはずです。
出来るはずと書きましたのは、やはりその自制ですら難しいことがある為です。
ただ、怒らないようにすることと、怒りに任せて行動を起こさないようにすることでは、難易度は格段に異なります。
怒ったりイラっとする際、あ、私は怒りそうだ、イラっとしそうだという予兆はありませんよね?
しかし、怒った上で何かを言う際や行動を起こす際は必ず空白の時間があります。
その大なり小なり空白の時間を使い、グッと堪えてみることが大切です。
堪えてみた上でしばらくしてから言ったり行動したりしてみれば、結果も変わってくると思います。
そしてなぜ、怒りから始まったものは結果的に良くないのか、これは存外、簡単で、明確な答えがあります。
それは、まともな精神状態では無いからです。
怒りというのは人からまともな判断力を奪いますので、良くない結果に終わる可能性が高いというのは、至極当然と言ってよいかもしれません。
少し前になりますが、この怒りに関して、ブログに書いたことがありますので、もしよろしければ下記の記事もお読みいただけたらと思います。
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おはようございます。
先日、本を読みました。
インドネシアへ駐在して既に5年が過ぎ、6年目に突入しているのですが、改めてインドネシアの歴史を知りたかったのと、インドネシアの独立から現在までの流れを把握しておきたかった為、ざっと読んでみました。
またインドネシアの独立に際し、日本軍がどのように関わっていたのかも興味があった為、その類の本も読んでみました。
この中で、インドネシアに関わりが無い方でもお勧めなのが下記の本です。
題名通り、第二次世界大戦において東南アジアへ出兵した日本軍は敗戦と同時に日本へ帰ったのですが、日本へ帰還せずに現地に残り、現地人として生きた方がいらっしゃいました。
残留日本兵と言われている人たちです。
著者は東南アジアへ赴き、数人の残留日本兵に会い、なぜ日本へ帰らなかったのか?と帰還しなかった理由を聞いていく話です。
こちらの本は2006年に刊行され、既に刊行から14年が経っていますので、既に残留日本兵の方はほとんど逝去されていると思います。
それでも、2000年代でも残留日本兵の方がまだ各国にいらっしゃったという事実に胸が熱くなりました。
第二次世界大戦や戦争の書籍は数多く出ていますが、こういった方面の書籍は少ないと思います。
重い話はほとんどなく、いろいろな人生があるなあと思いながら、勉強になった本でした。
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