はっとさせられる言葉たち

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この宇宙のなかにはただ一か所だけ修繕のきくところがある。それはあなた自身だ。

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この宇宙のなかにはただ一か所だけ修繕のきくところがある。

それはあなた自身だ。

byオルダス・ハクスリー(作家)

 

 

 

言ってしまえば、この宇宙の中で変えられるのは自分自身だけであって、それ以外は何も変えることが出来ないということですよね。

私たちは、何か自分にとって不都合があると、状況が違っていれば、あの人がこうしてくれていれば、と考えがちで、状況を変えよう、他人を変えようと思うこともあるかと思います。

しかし、変わりません、断言できませんが、ほぼ変わらないと思っておいた方が良いです。

だったらどうするか、自分が変わるしかありません。

自分が変わる以外に状況や他人を変える(実際には変わっていないが)方法はありません。

何かを変えよう変えようと努力することははっきり言って無駄に近く、そんな無駄なことに時間を使うよりは自分を変える、もしくは仕事であれば成果を出す方に注力した方が賢明です。

私の中で印象に残っている出来事があります。

私は海外駐在員という立場で、私のほかにも数人が海外駐在をしています。

そして会社として良くはないのですが、本社には海外駐在経験者がいません。

そんな中で良くあるのが「OKY」という、これは海外駐在員用語だそうですが、本社や本社の責任者に対して「お前(O)、ここに来て(K)、やってみろ(Y)」という批判、というより愚痴に近いものです。

話が反れましたが、うちの会社でも本社に対して、「あの人は間違っている、あの考え方はダメだ」とずっと愚痴を言っている人がいました。

その時に別の方が「自分に一番近い親や妻や子どもだって自分の思い通りにならないのに、赤の他人が思い通りになるはずがない」とボソッと言っていました。

付け加えて「だから、自分の仕事をしっかりして成果を出す、そこに注力すれば良いのに」と言っていました。

正論です、反面教師という言葉は良くありませんが、やはりそういった人を見ていると、私はああはなってはいけない、時間の無駄、何より感情の無駄だと自分に言い聞かせるようになりました。

またもや余談になってしまいますが、上記で挙げた「OKY」、これは「お前、ここに来て、やってみろ」という意味ですが、私の知らない言葉に「OKO」というのもあるようです。

「OKY」は、現地の事情を知らない本社や本社の人に対する隠語ですが、この「OKO」は逆に現地の事情を知っている”はず”の本社や本社の人に対して使う言葉だそうです。

意味は「お前(O)、ここに(K)、おったやろ(O)」だそうです。

「それが現地ではどれだけハードルが高い事なのかお前だったらわかるだろう、何でそんな無理難題を押し付けてくるんだ、お前、ここに、おったやろ」と。

「OKY」や「OKO」、使う機会は限られますが、面白い隠語ですよね。

 

 

 

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