自分に満足できないから
相手の幸せが耐えられない
byお寺の掲示板
以前にもお寺の掲示板の言葉は紹介したことがあります。
まだ紹介したい言葉もありますので、また機会があれば紹介したいと思います。
本日の言葉ですが、自分に満足できないから相手の幸せに耐えられない、ということですが、言葉の順序を少し入れ替え、相手の幸せに耐えられないのは、自分に満足できないから、と考えればスッと意味が入ってくるようにも思います、相手を他人と考えればもっとわかりやすいかもしれません。
他人の幸せや成功、はたまた生活や夢を妬んだり、羨ましく思ったことはないでしょうか、そして、失敗してくれと思ったり、また何かに躓いて悩んでいたりすれば、ちょっとしめしめと思ったり、こういった経験はないでしょうか。
私は経験あります。
正直、めちゃくちゃそういうことを思っていた時期もありました。
おそらくそういった気持ちが一番大きかったのは大学生の頃だと思います。
何でも出来ると考えていた小中高時代、特にやりたいことや夢が無くても思い悩むことはほとんどありませんでした、勉強しなきゃいかんなぁとか部活疲れたなぁとか、そういった日々生まれてくる感情に身を任せるだけで、充実した日々が勝手に過ぎていったように思います。
しかし、大学生になると、徐々に将来の自分が見え隠れし始め、自分がご多分に漏れず、何となく会社へ行って働くというイメージが出来上がってきます。
何故だか自分は特別だと勝手に思い込んでいた子ども時代から、自分もその他の一般人と同様の人生を歩んでいきそうな感じに嫌気がさし、やりたいことや夢がある人たちに対して、今思えば前述したような良くない感情を持っていたように思います。
会社で働き始めてからもしばらくはそういった感情は持っていたように思いますが、今はそういった感情や考えを持っていません、ほとんどというかゼロと言っても過言ではありません。
何が変わったのか、私の中で大きな節目は、結婚とインドネシア駐在です。
それが区切りとなり、プライベート面も仕事面も環境がガラリと変わりましたので、そこが大きかったのだと思っています。
今までの生活と仕事と何がどう違うのか、と問われれば言葉にするのが難しく、はっきり言えばよくわかりません。
でも、言えるのはやはり、今の自分に満足しているからだと思います。
他人を妬んだり羨むことが無くなったことで、自分に満足しているからだと気付きました。
もちろん、成長的な意味合いでは現状に満足せず、もっともっと成長したいと思っていますが、まずもって自分を満足させようと思うことは無くなりました。
本日の名言では私の実体験のような話になってしまいましたが、他人を妬んだり羨む気持ちがあるということは、自分に満足できていないからだと、まず自分に言い聞かせることが大切だと思います。
他人を妬んだり羨んでばかりいても何も変わりませんし、どうしようもありませんが、自分を満足させる方法を探してみることはすぐに始められることだと思います。
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