はっとさせられる言葉たち

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本人のいないところで、人を褒める人は信じる。本人のいないところで、人の悪口を言う人は信じない。本人のいないところで、人の言った悪口を信じる人はもっと信じない。

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本人のいないところで、人を褒める人は信じる。

本人のいないところで、人の悪口を言う人は信じない。

本人のいないところで、人の言った悪口を信じる人はもっと信じない。

by小池一夫(作家)

 

 

 

本人のいないところで人を褒める人は信じる、これはわかりますし、誰しも頷けることかと思います。

本人のいないところで人の悪口を言う人は信じない、これもわかりますよね。

しかし、この最後の「人の悪口を信じる人はもっと信じない」ですが、これを自分に置きかえて振り返ってみていかがでしょうか。

自分自身は陰口は叩かないように心掛けていても、時折、誰かが陰口を叩いている場面には遭遇してしまうものです。

陰口を叩いている相手に対して、おそらく良い感情は持ちませんし、信用に値しない人だと思うことだってあるかと思います。

しかし、それを聞かされた自分は、そんな陰口は信じないと胸を張って言えるでしょうか。

陰口の内容を100%信じるわけではないでしょうが、もしその人がA君やAさんのことを悪く言っており、別の機会でA君やAさんを見たとき、全くフラットな気持ちで相手を見ることが出来るでしょうか。

これはなかなか難しい事だと思います。

やはり、他人から聞いた話や噂話は信じてしまう、もしくは心の片隅にどうしても引っ掛かってしまうものです。

自分で直に対峙して、相手がどういう人か見極める、本来はこれに尽きますが、これがなかなか難しいものです。

私も日々の生活の中で感じることがあります。

あの営業は仕事が出来ない、あそこの会社の担当は仕事が雑、部下の誰々は言ったことをやらない、こういう類の話をよく聞きます。

しかし、実際に深く接してみるとそんなことはなかったということが結構あります。

その際、もったいなかったし、申し訳なかったと思うのが、事前に聞いていた情報から、当初は相手の話や対応からマイナスな意味合いを受け取ってしまい、正当に相手を評価出来ていなかったことです。

自分が陰口の内容を信用していなければ、話は一段とスムーズに進んだのにと思うことがしばしばあります。

実際に、仕事が出来ないと聞いていた営業から商品に関する詳細な説明を求められたとき、仕事が出来ないからこういうことを聞いてきたんだなと判断して、少し大雑把に返事をしたところ「いえ、その点は理解しており、私が聞きたいのは~の~な部分で、なぜ~になるのか、原因は~にあるのではないかということです」と言われ、仕事が出来ないって聞いていたのに、全然そんなことなくむしろ真剣に仕事を取り組んでいる人だと、深く反省したことがあります。

本日の名言に対する捉え方とは異なりますが、この陰口を信じないということは、当たり前ですが、難しいことです。

すぐには実践できませんが、あの人はこの人のことを悪く言ってたけども、本当のところはわからないと思って接する、これだけでも結果はだいぶ違ってくると思います。

 

 

 

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