はっとさせられる言葉たち

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頭のいいヤツは、わかりやすく話す。頭の悪いヤツほど、難しく話すんだよ。

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頭のいいヤツは、わかりやすく話す。

頭の悪いヤツほど、難しく話すんだよ。

by赤塚不二夫

 

 

 

頭の良い人はわかりやすく話をしますが、頭の悪い人ほど難しく話す、これは確かにそうだと思います。

でもなぜ、そうなってしまうのでしょうか。

頭の良い人、悪い人と言ってしまうと極端ではあるのですが、何かを説明するときにわかりやすく伝えてくれる人と、わかりにくい人は必ずいますし、誰しも経験があるのではないでしょうか。

わかりやすく伝えてくれる人は、特に説明する必要もないでしょうが、しっかりとその物事に熟知しているからこそわかりやすく説明できるのだと思います。

わかりにくい人は上辺だけ知っているか、もしくは全く知らずに知ったかぶりをしているからうまく人に説明できないのです。

知らない人へ説明する際、気を付けることは、初めてそれを勉強するもしくは聞く人がどのポイントが分かりづらいのか、なぜ分かりづらいのかをしっかり理解した上で、その部分を上手に噛み砕いて説明する必要があります。

熟知していなければ、まずそのポイントがわかりません。

よくあるのは、「そういうもんなんです」という決まり文句です。

確かに仕事でも業界特有の「そういうもん」というのは存在します。

ただ、何から何まで「そういうもん」ではありませんし、「そういうもん」となったことにはやはり背景があります。

その背景を説明した上で、なぜそれが「そういうもん」になったのかは、わかっていれば案外説明出来るものです。

本日の名言では、頭の良い人と悪い人と言っていますが、わかりやすく話をする人は信用に値する人も多いです、逆にわかりにくく話をする人は信用に値しない人が多いです。

頭の良い人の方が信用でき、頭の悪い人は信用できない、それも社会の理と言えば理ですので、同じことかもしれません。

前述した通り、わかりにくい説明をする人は何故信用に値しないのかと言えば、まず物事を熟知しているかしていないかも非常に大きなことですが、相手にわかってもらいたくない何かを隠そうとしているからという可能性もあります。

そもそも熟知していないのに、熟知している体で話をしていること自体が問題でしょう。

そしてわかりにくい話の中でも時折あるのがカタカナ語です。

カタカナ語は昔から多く存在し、使わなければ会話が成り立たないこともありますが、カタカナ語を多用する人で良くないのは、相手の知らない言葉を知っているという点で優位に立っていると考える人が一定数の割合でいるということです。

上記が私なりの考察ですが、この名言で私が伝えたいことは、何も、誰かと話をしたときに相手が頭が良いのか悪いのか、信用に値するのかしないのかを判断しましょうということではなく、話をしているときの自分はどうなのかと気に掛けるべきだということです。

自分の中では熟知しているつもりでも相手が理解していなければ、それは熟知していない証拠です、そして自分の中に相手を馬鹿にしたり騙そうという気が無くても、話し方によっては相手を誤解させてしまうこともありますので、誤解させないような話し方をしっかりと身に着けるべきだと思います。

もちろん、私も大いに反省することはあり、今日の名言紹介にこの言葉を選んだことで改めて気を付けようと思った次第です。

 

 

 

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