僕にはプライドがないんだと思います。
毒舌を言うのも媚びへつらうのも平気でできちゃいます。
最低の人間なんです。
でも、それでいいと思ってる。
プライドは持ってないけど、「僕は最低の人間ですよ」っていう人間としての根っこの部分はきちんと持ってますから。
by有吉弘行
有吉弘行さんをテレビで見ない日は無いですよね、どこかで出ています。
猿岩石で電波少年でのヒッチハイク旅企画がブレイクのきっかけとなったということは誰しも知っているかと思います。
その後、ブームも1~2年しか続かず低迷、2004年にはコンビも解散し、仕事ゼロという日が続いたそうです。
しかし2000年代後半に毒舌キャラとして再ブレークを果たすと、その後は皆さん知っての通りの活躍です。
再ブレークの発端となったのは、品川祐さんに付けた「おしゃべりクソ野郎」というあだ名で、あれは「おしゃクソ事変」とまで呼ばれているそうですが、今では毒舌キャラというよりは飾らない素の感じとでも言うんでしょうか、変に場を盛り上げようとせず、かといって周りの空気もしっかり読むという立ち振る舞いで番組を進行させるという印象を受けます。
本日の名言はそんな有吉弘行さんの言葉です。
名言という括りとは違うかもしれませんが、有吉弘行さんの物事への姿勢がわかる言葉かと思います。
「毒舌を言うのも媚びへつらうのも平気で出来る、プライドが無いから、ただ、自分が最低な人間であるという大切な姿勢はちゃんと持っていますよ」ということですが、私も自分の素直な気持ちを表現出来なかったり、こうした方が良いのでは?と思ったことを出来なくさせるのがプライドだとしたら、そんなプライドは捨ててしまえば良いと思っています。
そして、現在の日本において「プライド」という言葉は誤解されていると感じます。
今の時代にプライドが高いと言われている人は、単に頑固な人です、頑固な人をプライドが高いと言っているだけです。
本来、プライドは自尊心や自負心のことを示します。
自分の価値を自分で認める自尊心と自分の才能や仕事などに対して自信を持つという自負心です。
考えてもみてください、人に頭を下げたり、場の空気を呼んで自分の思いとは別のことを言ったり、たったそれだけで自尊心や自負心が揺らぐのでしょうか、無くなってしまうのでしょうか。
本来なら、揺らぎませんし、無くならないと思います。
そんなことで揺らいだり、無くなってしまうのであれば、それはプライドでは無いのだと思います。
そして、揺らいだり、無くなったりすることを恐れて姿勢や言動を変えないのであれば、それこそただの頑固者だと思います。
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