気持ちが落ちてしまうと、それを肉体でカバーできませんが、
その逆はいくらでもあります。
byイチロー(元野球選手)
イチロー元選手の言葉を紹介するのは本日で4回目です。
気付けば4回目、個人的には松井秀喜元選手の方が好きなのですが、どうしてなんでしょう、イチロー元選手の言葉は響きも良いですし、物事の核心を突いている様な言葉が多いので、名言を探しているとつい目に留まってしまうというのが正直なところです。
本日の名言は「気持ちは能力でカバー出来ないが、能力は気持ちでカバー出来る」ということですね。
気持ちと能力、この二つは切っても切り離せない関係だと思います。
この二つがきちっと合わさり、人間は何かを成し遂げるのだと思います。
しかし、この二つにも大きな違いがあります。
例えるなら車のエンジンとパーツでしょうか。
気持ちがエンジン、能力がパーツと言っても良いかもしれません。
エンジンさえ動いていれば車は前に進みます、パーツが見劣りしていても前に進むことが出来ます。
しかし、パーツがどれだけ優れていようが、エンジンが掛からなければ、まず前に進むということが出来ません。
エンジンさえフルスロットルで回すことが出来れば、パーツの性能はカバーできると例えればわかりやすいかもしれません。
そして、人間の場合、パーツと例えた能力は気持ち次第で伸ばすことが出来ます。
うまくなりたい、結果を出したい、そう思えば当然、成果を出す為に練習や勉強等の努力もするはずです、努力が苦にならならなくなるかもしせん。
しかし、能力で気持ちを上げることは出来ません。
どれだけ能力があっても前へは進めません。
パーツにいくらか不備があってもエンジンをフルスロットルで回せる車と、パーツは優れていてもエンジンが掛からない車では勝負になりませんよね。
勿論、気持ちの面は100か0かではないので、勝負事では相手より気持ちが勝っていても能力で劣っていて、負けてしまうということはあります。
しかし、時に能力では劣っていても、気持ちが相手より勝っていたので勝つことが出来たということの方が多いと思います。
スポーツでも仕事でも、戦う相手や他社と力量が離れすぎているということはほとんどなく、大抵は均衡しているものです、そこで勝つにはやはり気持ちの面が大きく左右すると思っています。
大事なのは気持ちは能力にも表れてくるということですよね。
仕事のことで例えれば、気持ちが勝っていれば、確実に問い合わせ等に対する返事は早くなります、気持ちが無ければダラダラと返事を先延ばしにするだけです。
まずは気持ちが大切、長い間現役の野球選手だったイチロー元選手の言葉ですから重みのある言葉ですね。
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