のび太にも良いところが一つだけある。
それは彼は反省するんです。
いつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです。
by藤子・F・不二雄
ドラえもんに関係する言葉を紹介するのは本日で2回目かと思います。
以前の記事はこちら↓
「のび太には良いところが一つだけある」とは少し極端な言い方のようにも感じます(作者の人物評ですので反論の余地はゼロですが)が、のび太は皆さんもご存知の通り、勉強も出来なければ、運動も出来ず、ケンカも弱く、しかもドジなのです。
それでものび太は反省を繰り返し、より良い人間になろうと努力をします。
作者の藤子・F・不二雄さんは、そこがのび太の良いところだと言っています。
良いところだと言っているからには、藤子・F・不二雄さんは、反省をしてより良い人間になろうといつまでも努力を続ける姿勢は、誰しもが持っている姿勢ではなく、誰しもが出来ることではないと考えているということになるかと思います。
どうしても人は、反省をする前に、なってしまった結果を外部に要因があったと考えてしまいがちです。
素直に自分のミスや考え方が悪かったのだとは思えないものです。
あの人がこうやってくれていたら、ここがこうであったらと、どうしても考えてしまいますので、反省をするということは案外難しいものです。
自分を否定、非難することにもなるからですので、難しいのは当然かもしれません。
それでも、やはり、どこかに自分のミスは無かったか、考え方が間違っていたんじゃないかと思う姿勢だけでも身につけたいと思います。
のび太の良いところである、反省と努力、簡単なようで難しいことです、同じような意味で先日紹介した本田宗一郎さんも言っていましたよね↓
藤子・F・不二雄さんはドラえもん以外にも「パーマン」や「キテレツ大百科」等の代表作がありますが、何を差し置いても「ドラえもん」でしょう、今や、と言いますか、ずっと前から世界中の子ども達から好かれている日本を代表するアニメ(漫画)です。
私もインドネシア駐在中に週末にやることが無かった時に、たまたま映画館でドラえもんがやっており、ほとんどのお客さんが子どもの中、一人で映画館で「ドラえもん」を見ました。
こういうときは、素直に日本人であることに誇りを持てました。
この作品は自分と同じ国の人間が作ったものなんだぞという誇りと、それに伴い自分も頑張らなければなと思ったことがあります。
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