チャンピオンになったら、古いズボンを履き
汚い帽子をかぶって髭をはやすんだ。
そして僕であるというだけを
愛してくれそうな素敵な女の子をみつけるまで
道を歩きつづけるのだ
byモハメド・アリ(プロボクサー)
彼のボクシングタイルは、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と形容され、2016年にこの世を去りました。
そんなボクシングのチャンピオンが残した言葉です。
普通であれば舞い上がりそうな境遇なのに、あえてこのような言葉を残されています。
この言葉に倣うわけではありませんが、どんな立場になっても、やはり謙虚に物事を見据えて生きたいと思っています。
おはようございます。
今日で11月末で、明日から12月となります。
個人的には年賀状を書かないといけないなと少し億劫になる時期でもあります。
さて、そろそろ下火になってきましたが、先日、ニュースで「桜を見る会」が取り沙汰されていました。
とあるネット記事では、若い人はこれの何が問題なのか分かっていないと書かれていましたが、さすがにそれは無いと思います、今回は特にこの問題に関して解説するわけではないのですが、焦点は「公私混同」です。
会を開く目的は「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため wikipedia参照」とのことですが、その参加者数は18,000人で、安倍晋三首相の後援会関係者が多数招かれていることを発端として、野党は「行政の私物化」だと言い、与党は、参加人数が増えたことは反省するが、公私混同はなく公選法違反にも当たらないと否定をしています。
ここまで読んでみて大体察しが付く通り、与党の言い逃れでも何でもありません。
またここから芸能ニュースは話が飛び、ニュース番組で過去に桜を見る会に呼ばれた芸能人コメンテーターが「何で私が呼ばれたのかわからない」と発言をし、さらにヒートアップして、どういう基準で呼んでいるのかという話題に変わり、与党が回答に汲々としています。
後半は既にどうでも良くなっている感が強いです。
そもそも各界において功績や功労のあったという表現が曖昧なので、基準なんてそもそも無いに等しい中で、基準を!と叫ぶ側もどうかしています。
ここで外部の意見からすると、旧民主党も同じことをやっていたのでは?という問いです。
そうなんです、同じように基準が曖昧な中、多くの人を呼んで同様の催しをやっているんですね。
これに対し、旧民主党も与党同様に回答に汲々としています。
安倍晋三首相はこの件を受けて、来年以降の桜を見る会を中止にされました。中止にするということは遠回しに非を認めることですし、そもそも「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため wikipedia参照」という理念のどこに問題があるのか、審査基準に多少の疑問はあったとしても、私は続けても良い素敵な行事だと思います。
ただ、18,000人というのは多すぎですよね、国民の税金を使って、公私混同で呼ばれた18,000人もの人がタダ飯食らっていたら、そりゃ、いい気はしないです。
それでもやはり、こういうニュースが飛び交う日本は平和だなと思うのと同時に、他の国だったら、権力でもみ消されているでしょうね。
公私混同どころじゃない国はいくらでもありますから、そういった意味でも日本は少なからず「悪い国」には入らないかと思います。
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