おはようございます。
3日間に渡ってプライオリティパスの解説をしてまいりましたが本日が最後のパート3です。
果たして私の場合はプライオリティパスは得なのか?取得するにあたっては楽天か?MUFGか?という話題で締めくくりたいと思います。これ、気になる方は結構多いと思います。
一昨日、昨日のブログは下記になります↓
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さて本日の解説です。
目次
- 海外へ行く頻度別のお得度
- 海外へたくさん行く人も、注意しておいた方が良いポイント
- 費用対効果はどんな感じ?
- 結局どのクレジットカードでプライオリティパスを取得するのが良いのか
- 楽天プレミアムカードの良い点&悪い点
- MUFGプラチナアメックスの良い点&悪い点
- まとめ(我が家はどっちでプライオリティパスを取ったか? )
海外へ行く頻度別のお得度
プライオリティパスは渡航のほとんどがビジネスやファーストクラスの方を除き、エコノミーで海外に行く回数が多ければ多いほどお得で、メリットがあります。
混雑する空港内においてリラックスできるラウンジという空間が得られ、金銭的に見ても食事代や飲み物代の節約になります。
クレジットカード自体に他のメリットもありますので、クレジットカード年会費=プライオリティパス年会費とはならないのですが(プライオリティパス以外のメリットは後述)、比較するためにクレジットカード年会費=プライオリティパス年会費として計算してみます。
下記が海外へ行く頻度別(エコノミーで)で、私の持論をお伝えします(11000円/年でプライオリティパス保有の場合)。
- 海外へは年に1~2回程度行く
→費用対効果が少し薄いので、クレジットカードのその他の特典もよく考えましょう
- 海外へは年に3~4回程度行く
→費用対効果もそれなりにあり、クレジットカードのその他の特典によっては十分なメリットがある
- 海外へは年に5回以上行く
→プライオリティパスを保持した方が良い!
海外へたくさん行く人も、注意しておいた方が良いポイント
上記にはわかりやすく海外へ行く回数で書きましたが、実際は「プライオリティパスで使用できるラウンジのある空港を何回利用するか」ですのでご注ください。
残念ながらプライオリティパスは日本国内の空港では使用できるラウンジが少なく、昨日書いたように時間帯によっては使用が出来ません(羽田はプライオリティパス対応のラウンジはゼロ!)。
ただ、トランジット等で海外の空港に立ち寄ることが多い場合は、そこでの利用も可能ですので、トランジットする機会が多い方は利用する機会も段違いに増える可能性があります、日本からの近場でしたら、韓国の仁川、中国の上海、北京、タイのバンコク、シンガポールのチャンギ、香港、等々ですかね。
費用対効果はどんな感じ?
費用対効果の考え方は様々ですので、一概には言えませんが、空港での食事代を1000円と考えれば、年に11回の使用とハードルが上がりますが、そもそも質が低くても食べ放題飲み放題で1000円というのはあり得ないので、仮に2000円と考えれば、年に6回の利用で元が取れる形です(2000円でもかなりお値打ち感はあります)。
ただ、2000円として年に6回利用は若干ハードルが高いのは事実なのですが、この時点で海外赴任者の場合はクリアしている方が大半だと思います。
そして、改めて考えてみてください、プライオリティパスだけでこの費用対効果です。
クレジットカードの特典を無視してもこれだけの費用対効果があるのを忘れてはいけません、また、昨日も書きましたがラウンジ利用は費用対効果だけでは測れない空港の待ち時間に対する劇的な意識変化があります。
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結局どのクレジットカードでプライオリティパスを取得するのが良いのか
プライオリティパスの保持は、クレジットカードの特典で付帯するのはわかったが、どのクレジットカードが良い?という問題です。
ブログでは楽天プレミアムカードがお勧めとし、その次がMUFGプラチナアメックスと書きました。その他のカードでも特典として付いてくるものがありますが、年会費も少し高額ですので、プライオリティパスが主目的の場合は前述の2種類のクレジットカードをお勧めします。順位をつけて紹介しましたが、人によってはこの順番が入れ替わりますので、まずそれぞれのクレジットカードの特徴を書きます。特徴だけ見ても、何となくわかるかと思います。
①楽天プレミアムカード
・年会費は11,000円/年(税込)
・プライオリティパス利用時の同伴者は3300円/人
・プライオリティパスの有効期限は2年(もちろん無料で更新可能)
・家族カード発行は有料且つ家族カードではプライオリティパスを発行できない
・空港への手荷物宅配が年2回無料
・楽天市場での買い物でポイントアップ
・カードブランドがVISA、Master、JCB、AMEXから選べる
・コンシュルジュサービス無し
・保険もそれなりに充実しているが、MUFGプラチナアメックスには劣る
②MUFGプラチナアメックス
・年会費は22,000円/年(税込)
・プライオリティパス利用時の同伴者は3300円/人(2020年5月より。以前は2200円/人)
・プライオリティパスの有効期限は1年(もちろん無料で更新可能)
・家族カード発行は無料(3枚目は3300円)で且つ家族カードでもプライオリティパスを発行できる
・空港への手荷物宅配が無制限で無料
・ポイント特典はあるが楽天プレミアムカードと比べれば微妙
・カードブランドがAMEXしか選べない
・コンシュルジュサービスあり
・保険はかなり充実している
上記いかがでしたでしょうか。
プライオリティパスが自分しか必要ない場合は、ほぼ楽天一択ですね、悩むのが夫婦で欲しい場合です。楽天プレミアムカードを夫婦で互いに取得するか、どちらかがMUFGプラチナアメックスを取り、家族カードをゲットして、お互いプライオリティパスを保持するのでれば22,000円で2枚まで取得できますので、夫婦で取る場合はどちらも費用は変わりません。夫婦で取得するのであれば楽天、MUFGプラチナアメックスとも費用は変わりません。家族で3枚作りたい場合は、MUFGプラチナアメックスの方がお得ですね。
そうなんです、夫婦でプライオリティパスが欲しい、家族で2枚欲しい場合が悩むんです。費用はほぼ一緒です(細かいこと言えばMUFGプラチナアメックスはリボ払いに登録すると安くなりますので、「ほぼ一緒」と書きました)。
下記は選ぶ目安です、参考になればと思います。
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楽天プレミアムカードの良い点&悪い点
良い点
・楽天市場でのポイントアップ
→楽天ユーザーの方にはぴったりです(別の年会費の安い楽天ゴールドカードでも一緒ですが、そっちはプライオリティパスが付きません)
・普通にポイント還元率が良い
→街で使っても1%のポイントが付きますにで、ポイント還元率は高レベルです。日々の買い物でもガンガン使うメインカードとしても活躍できる。
・カードブランドが選べる
→MUFGプラチナアメックスはAMEXのみで海外旅行中で使用できないこともありますが、楽天プレミアムカードでVISAやMasterにしておけば、それ1本で困ることはほとんどありません。
・締め日と支払日がわかりやすい。
→別途検索してもらえれば良いのですが、月末締めで翌月27日払い。月末締めっていうのがわかりやすくてよい(コレ地味に良い点です。私事ですが、毎月の給料日が25日なので、家計簿もつけやすいです)
悪い点
・空港への手荷物宅配が年2回までしか無料ではない
→人によっては無視しても良いレベルです。そもそもスーツケースは自分で空港まで持っていって、持って帰れば良いだけですから。我が家は赴任中ということもあり、買い出ししたものを空港へ先に送ることがありますので、重宝しています。
・コンシュルジュサービスが無い、保険の充実度がMUFGプラチナアメックスより低い
→一応事実なので書いているレベルです、が、そこまで気にする必要はないと思います。
・カードがダサい
→もちろん人によっては、です、が、これ気にする人も事実多いようです。私もクレジットカードに関して結構調べたので、私自身ダサいと思うようになってしまいました(笑)。人によっては見る人もいますので、仕事での支払いの時は使わないようにしています。
・楽天ユーザーにはメリット多いが楽天ユーザーでなければメリットが少ない
→Amazonユーザーにはほぼメリットありません。
MUFGプラチナアメックスの良い点&悪い点
良い点
・空港(自宅)への手荷物宅配サービスが無制限で無料
→海外赴任中で日本への一時帰国時は荷物が多いので、我が家は重宝していますが、特に魅力を感じない方もいるかと思います。楽天プレミアムカードの年2回でも十分という方の方が多いはずです。
・専業主婦(主夫)でも家族カードで確実にプライオリティパスを入手できる
→楽天プレミアムカードは審査基準は低いですが専業主婦(主夫)の場合、審査に落ちる可能性があります。その点MUFGプラチナアメックスは家族カードでもプライオリティパスの発行が出来ます。ただ、MUFGプラチナアメックスは楽天プレミアムカードよりも審査基準が若干高いです(ネット情報)。
・コンシュルジュサービスあり、保険が充実している
→これも無視してよいレベルですね、コンシュルジュサービスはわざわざ自分の為に調べてくれて、時間の節約になったというレビューもありましたが、よっぽどの緊急事態でなければ、私は自分で調べたいタイプです。
・カードがかっこいい
→あくまで楽天プレミアムカードと比べてです。
・空港でコートを預かってくれる
→海外赴任中の為このサービスは未体験です、海外出張を頻繁にする方は冬に重宝しそうなサービスですね。
・UFJ銀行を使っている方に手数料などの優遇サービスあり
→ATMの手数料が無料になるのは地味にうれしいかもしれません。
悪い点
・ポイント還元率が良くない
→ポイント還元率が楽天プレミアムカードほど良くないので、日々の買い物で威力を発揮する類のカードではありません。
・カードブランドがAMEXしか選べない
→日本国内ならほぼ大丈夫かと思いますが、旅行中は少し頼りない存在です。基本はVISAやMasterのカードブランドも持っておかないと海外旅行中は不安です。どちらにしても他のカードとの2枚持ちという選択になってしまいます。
※上記2点の理由から、プライオリティパスや空港への手荷物宅配サービスの為だけに持っているだけであればよいが、普段は使いにくいクレジットカードとなってしまい、クレジットカードという本来の役割が果たせていないので、何だか複雑な気持ちになってしまいます。
上記、いかがでしたでしょうか。各カードの良い点は、他にもありますので、詳しくは各カード会社のHP等でご確認ください。
私のブログでは、個人的に良い点、悪い点だと思われることのみを記載しております。
MUFGプラチナアメックスの方が特典は多いです、が、正直、コレといった特典は上記のことぐらいかなと、宿予約や食事のコースでも優遇がありますが、利用する=お金が掛かりますからね、それだったら自分でリーズナブルなところを探したほうが良いなと思ってしまいます。
プライオリティパスのみだったらMUFGプラチナアメックスかな?といった感じですが、普段の生活でもクレジットカードを使いたいのであれば、楽天プレミアムカードが良いかなと思います。
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まとめ(我が家はどっちでプライオリティパスを取ったか? )
最後に、我が家のことをお話ししますと、現在、諸事情もあり上記の2枚のカードを両方とも保有しております。今の生活環境ですと、MUFGプラチナアメックスを継続保持し、楽天プレミアムカードは楽天市場のポイントがアップするゴールドカードに変更するのが良い(楽天ユーザーでもありますので)とは思いますが、海外在住の為、解約手続きのこともあり、ちょっと億劫になっています。
そして日本に本帰国となった際、私自身、海外出張は度々あることが予想されますので、プライオリティパスには今後もお世話になるかと思いますが、家族での海外旅行は少なくなり、妻のプライオリティパスの使用頻度も間違いなく減りますので、その点が悩みどころです。MUFGプラチナメックスを解約して楽天プレミアムカードだけにするか。。。
大変長くなってしまいましたが、この記事が皆さんのお役に立てることを願っております。尚、上記の情報は2019年11月13日時点の内容です、宜しくお願い致します。
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