ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるわけではない
by西洋のことわざ
この言葉は昔から好きで、就職活動の面接でも、好きな言葉は何ですか?と聞かれた際に、これを言ったがあります。
解釈はいろいろあるかと思いますが、大雑把に言うと、旅に出たぐらいで人は変わらないよってことになるかと思います。
何かをしたところでその人の本質は変わらないよという意味で捉えると、聞き方によっては、頑張って何かをした人に対して、それはないんじゃないの!?となるかもしれません。
ここはどう解釈するか、なのですが、私が好きなのは、自分なりの解釈で、何でもかんでもただ経験するだけでは身に付かないので、しっかりと物事の本質を見極めることが大切で、手あたり次第に広く浅く経験しても駄目だよと理解しています(都合よすぎの解釈でしょうか?)。
私は本を読むのが好きです。
毎日、会社への往復で3時間ほど車に乗っていますので、基本的には、本を読むか、寝るか、帰りに周りが暗くなり本が読めなくなったらYoutubeを見る、というほぼ三択です。
こちらへ来て本を読むペースがぐっと上がったのですが、日本の本が容易に手に入らないという大問題があります。
都市へ行けば、紀伊国屋などもあり、日本の本が手に入るのですが、関税がかかり、日本で売られている定価の倍近くします。
これは痛すぎます、そもそも都市まで車で片道3~4時間の長旅ですので、私は買っていません。
もしくは日本人向けの古本屋へ行くか、です。
これは海外駐在員(要は私と同じ立場の人)の方が読んだ本を売るから、こういう古本屋も成り立つわけです、ただ、売られている本の量は大した量ではないので、並べられている中から読みたそうな本をチョイスという感じにはなってしまいます(紀伊国屋でも勿論日本の本屋より売っている本の量は格段に少ないです)。
この古本の価格は日本の定価より安いですので、値段的に大きな問題はありません。
ただ、この古本屋も都市にしかないので、片道3~4時間を掛けていくという時点で私的にはアウトですし、そもそも並べられている本から選ぶっていうのも、あまり好きではありません(日本の本屋の新刊コーナーとも感覚違いますよね、日本の本屋の新刊コーナーは結構好きです)。
そこで、私が採っている方法はと言いますと。。。
日本に一時帰国したときに大量の本を買って持ち帰る。
すっげぇアナログです。
電子書籍と想像された方もいらっしゃるかもしれませんが、私は紙の本が好きなのです。紙の本でないと、読んでる気がしないのです。
しおりを挟んでどの辺まで読んだか確認するあの感じ、ページをめくるあの感じ、本を開いたときのあの紙の匂い、そして読み終わった本を本棚に並べるときのあの感覚、これは私だけなのでしょうか。。。
このブログでも今後読んだ本の感想なども載せていきます。
よろしくお願いします。