むしろ鶏口と為るも
牛後となるなかれ
byことわざ
鶏口牛後と四字熟語でも有名な言葉ですよね。
意味を分かっている方も多いと思いますが、直訳すれば鶏のくちばしになっても、牛の尻にはなるな、ですね。
鶏のくちばしを小さな集団のトップの者、牛の尻が大きな集団に従っている者として表しています。
意味としては、大きな集団に従っているよりも、小さな集団のトップを務められるようにした方が良い、ということです。
集団の大きさよりも、その中で自分がどういうポジションにいるのかの方がとても大事ということですが、なぜでしょうか。
本来であれば、小さな集団よりも大きな集団にいたほうが安全である感じはしますよね。
しかし、ただ集団に従っている者は、言われたことに従うのみで自分の方針で物事を進めることは出来ません。
どんなに小さな集団でもトップであれば方針を決めることができます。
またトップに立って物事にあたるということはいろいろな意味で勉強になり、得難い経験にもなると思います。
付き従うものになるよりも、リーダーとなった方が良いのはなぜか?と言いますと、いろいろ捉えようがあるかと思いますので、割愛させていただきますが、やはり今の時代でも昔の時代でも物事の本質にそう変わりはないんだと改めて思わされる言葉です。
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