一般に青年が主張する内容は正しくない。
しかし、青年がそれを主張すること、
そのこと自体は正しい
byゲオルク・ジンメル(哲学者)
若い人が主張することは知識や経験不足から間違っていることがほとんどかもしれません。
しかし、世の中のことが少しずつ分かってくる年代になり、自分の考えをしっかりと持って、主張をするという行為自体は全く正しいことであり、青年が成長する過程としては喜ばしいことだということかと思います。
ブログを書き始めるにあたって、昔のブログを読み返したりするのですが、何とも痛いことをつらつらと書いているのが、ものすごく恥ずかしいですし、あらかた「間違っている」のですが、青年の傾向としては間違っていなかったと、今、言い聞かせている最中です(笑)
本を読みました。
前回の一時帰国時に購入した本です。
海外へ来て資産運用等に興味がわき、いろいろ勉強したいと思い、購入した本です。
何よりお勧めしたい一冊でしたので、ネタバレは控え、中身にはあまり触れませんが、この本には良い意味で裏切られました。
資産運用や貯蓄方法に関して、当たり前のことが延々と誠実に書かれており、正直期待したような技やポイントは何一つ書いてありません。
そうだよな、それを続けたら当然そうなるよなということが書かれています。
しかし、豊かな経験談から誠実に読者に語られているこの本を読みますと、いろいろと気づかされ、忘れがちで当たり前のことを、思い出させてくれます。
ものすごく大切なことを気づかせてくれる一冊です。
それに財産告白とは書いてあるものの、人生教訓みたいな感じで話が進みます。
仕事に対する向き合い方、人に仕事を頼む際の心得、上司としていかに部下と接するかは非常に参考になりました、特殊なやり方ではないですし、ありふれた方法ではあるのですが、何と言いますか、頭にすっと入ってくるような感じでした。
昭和25年に書かれた本で70年近く前ということになりますが、内容的には全く古くなく、今の時代でも十分通用することが書かれています。
良い本を読みました、出会えたことに感謝したくなる一冊でした。
明日と明後日はこちらの本にも書かれていた言葉を紹介したいと思います。
同シリーズもの(シリーズと言ってよいかわかりませんが)であと2冊あるみたいですので、そちらも今度帰った時に購入して、読んでみようと思っています。
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