はっとさせられる言葉たち

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主人は無理をいうなるものと知れ。

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主人は無理をいうなるものと知れ。

by豊臣秀吉(戦国武将)

 

 

 

戦国武将である豊臣秀吉の名言です。

豊臣秀吉の名言は以前にも紹介しましたね。

戦国時代、極めて厳しいと言われた織田信長の下について出世をしていった豊臣秀吉。

無理難題だとされる指示を遂行し、おまけに一歩先のことまでやる、豊臣秀吉ならではの名言だと思います。

そもそも主人は無理をいうもの、だから何とも思わない。

それが当たり前で、だからどうするかを考える。

何で無理を言うのかなんて考えない、考えてもしょうがない、だってもともと主人はそういうものだからと。

本日の名言は、無理をいう主人についての格言のようなものですか、この「もともとそういうものなのだ」という思考は生きていく上でも大切です。

ちょっと後ろ向きなことから話しますが、人生って楽しくない、と思うことがあります。

でも、それって逆に「じゃあ人生ってなぜもともと楽しいものなのだろうか」って考えると、すぐには答えられません。

おそらく周りが楽しそうだからとか、そういう考えになりがちです。

でも、最初から「人生ってそもそも楽しくない」と思えば、じゃあどうすれば楽しく出来るかと考えれば前向きな気持ちになれます。

そして、そもそも楽しくないんだからと思えば、楽しくないことが普通になります。

決して今、マイナスに陥っているわけでは無いと思えば、捉え方が変わります。

また、仕事でも同じことです。

仕事が楽しくない、でも、そもそも論、仕事は楽しいものなのでしょうか。

仕事はお金が貰えます。

ではなぜお金が貰えるか、それは他人がその仕事に価値があると思っているからです。

どうして価値があるのか。

それは、他の人が出来ないことだから、もしくは他の人がしたくない事だから。

だから、他の人が出来ないことやしたくないことをする代わりにお金を貰っています。

他人が出来ないこと、他人がやりたくないことをやっているんだから、普通に考えればそんなに楽しいはずがありません。

だからこそ、仕事は楽しくないがスタート地点で、そこからまず、いかに仕事で苦痛を感じないようにするか、その上で更に、どうしたら楽しめるかを考えていくというのが道筋だと思います。

昨今しきりと「仕事を楽しめ」とか「楽しく仕事をしよう」とか「仕事にやりがいを」とか言われ、あたかも仕事が楽しくないという考えを否定されている気がします。

でも、それも「仕事は楽しくない」という大前提があるからこそだと思います。

だからしきりと取り上げられるんだと思います。

本日の名言から少し脱線していますが、もともとそういうものだと知る、これって結構見落としがちですが、大切なことだと思います。

 

 

 

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