はっとさせられる言葉たち

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旅をすることは、他国に対する間違った認識に気づくことである

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旅をすることは、

他国に対する間違った認識に気づくことである

byクリフトン・ファディマン(作家)

 

 

 

作家であるクリフトン・ファディマンの名言です。

旅をすることで他国に対する間違った認識に気付く、確かにわかる気がします。

でも一番なのは旅をするのではなく、住むこと。

私は今、インドネシアに住んでいます。

そして、住んでみて思ったのが、東南アジアは旅行が楽しい国ではあるが、住むのは全くの別問題!ということでした、旅行だけではこの考えは絶対に生まれませんでしたからね(笑)。

とはいえ、住むのは旅行と違って難しいので、現実的な方法では無いですよね。

だから旅でも良いと思います、十分です。

旅でも一度その国へ行くと、今までとは違った目線でその国のことを考えるようになります。

まず簡単ですが、愛着が生まれます。

そして、その国の名を聞けば、旅した思い出が蘇り、景色やそこで出会った現地の人の顔などを思い出します。

この愛着って意外に重要だと私は思います。

間違った認識に一気に傾いていくのを防いでくれます。

例えば友人や親しい人についても同じことです。

完璧な人間なんていませんから、友人や親しい人が自分としては認めにくい言動をすることがあります。

でも、その人たちの良いところも知ってれば、その人に対して極度のマイナスイメージを持つことはありません。

国も同じことです。

一度でもその国へ行って、そこで何か経験をしていれば、ちょっとしたニュースを見ても一気にマイナスイメージへは傾かないものです。

まぁこんなことを言うと、旅行へ行って良い経験もなく帰ってきたのならアレですので、やっぱり住んでみるのが一番ではありますが。

住んでみて、良い経験ゼロ!ということは無いですからね。

何かしらあります。

話が少し逸れましたが、愛着があれば、一気にマイナスイメージへは傾かない、そして、何かネガティブな話があっても、ちょっと立ち止まって考えたり、情報収集をしますよね、そうなればやっぱり極端な考えにはなりません。

他国に対して極端な考えをしている人に、「その国へ行ったことはありますか?」と聞いてみると、大半が「いいえ」のはずです。

でも、もし行ったことがあっても極端な考えをしている人がいれば、そこへ重ねて「その国に友人はいますか?」と聞いてみてください。

ここで確実に「いいえ」という答えが返ってくるはずです。

 

 

 

おはようございます。

本日の名言紹介では、ちょっと尖った意見になってしまったかもしれません。

このコロナ禍で他国に対する誤った認識の人が多いことに気付いたからということもあります。

そして、他国に対する誤った認識もそうですが、海外で働いている日本人に対して、同じ日本人からもひどい言われようだと思うことも多いです。

ヤフコメ、ですね。

気分を害するのなら見なきゃいいのに、なのですが、ニュースと一緒に目に入ってしまいます。

このコロナ禍では政府の水際対策について批判が上がることが多いです。

海外に住んでいると、この水際対策は日本への入国に対する障壁という捉え方になります。

日本へ帰ろうと思うと「あれがあってこれがあって、うーん」という。

この水際対策のニュースが出ると即座にチェック、海外に住んでいる日本人は今このような傾向が多いのではないでしょうか。

そんな中で目にするヤフコメがひどいのなんの。

在外邦人へ10万円を給付するかどうかの話のニュースや、在外邦人に対する空港でのワクチン接種のニュースでも、まぁひどいです。

一番辛かったのがこんな感じ。

「誰も海外へ行けなんて頼んでないので、助ける必要なんてない」

これはひどい。

このコロナ禍で厳しい状況にある飲食業や観光業の方に、

「誰も飲食業をやってなんて頼んでない」

「誰も観光業をやってなんて頼んでない」

とも彼らは平然と言うのでしょうか。

 

 

 

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