はっとさせられる言葉たち

名言や言葉の紹介&雑記がベースのブログです。時折、何かの解説(カテゴリー「役立ち情報」)や旅行記などを書いていきます。

コロナ禍の移動&ステイ 日本到着から自主隔離終了まで

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(画像は自主隔離中にお世話になったビール)

   

 

昨日のブログでは駐在先のインドネシアから日本到着(正確にはシンガポールから日本行きへ乗るところ)までのことを書きました。

昨日のブログはこちら↓

本日は日本到着から日本での自主隔離終了までのことを書きたいと思います。

この記録は昨日に引き続き2021年4月27日インドネシア出国~5月26日インドネシア入国&隔離生活の記録です。

 

2021年4月28日 日本到着

4月27日の夜便でインドネシアを出発し、シンガポールのチャンギ空港で乗り継ぎ、そして翌日の早朝に中部セントレア空港へ到着しました。

やはり空港は閑散としていました。

ただ、それ以上にただただ安心感に包まれていたというのを覚えています。

昨日の今頃は「24時間後に果たして自分たちは無事に日本に到着しているのだろうか」とばかり考えていて、この1週間は様々な準備に追われ疲労困憊でした。

今回はコロナ禍の入国ということで日本人といえど様々な書類の準備、そしてスマホに事前に指定されたアプリをダウンロードしておくことが推奨されていました。

事前に準備をしなくても対応はしてもらえますが、事前に準備しておいた方がスムーズに入国できるとのことだったので、事前にやれるだけのことはやっておきました。

しかも到着時間よりも30分ほど早く飛行機も到着したので、これは早い段階で自由になれるぞと考えていました。

しかし、そこで一つ心配事が。

私はこの時、ハイヤーを手配していたのですが、ハイヤー会社から「だいたい到着時間の1時間半後ぐらいに皆さま出てこられますので、その時間帯でお待ちしています」と言われていました。

空港には早く着いた、しかも閑散としている、これもしかしてめちゃくちゃ早く出られるんじゃ?、ハイヤーの人が待っていなかったらどうしようと。

空港を出たらすぐにステイ先であるマンスリーマンションへ移動したかった(一刻も早く解放されたいという思い)ので、ちょっとやきもきしました。

しかし、杞憂に終わりました。

空港到着してから、書類に不備が無いかの確認やアプリの動作チェック、そして抗原検査、なんと合計2時間ぐらい掛かりました。

そして、空港内を歩く歩く、かれこれ3km程度は歩いたと思います。

歩いて、書類出して、更に歩いて書類を出して、アプリの動作確認して、歩いて、抗原検査のブースへ行って、また歩いて、最後にもう1回書類などの確認をして、歩いて、抗原検査結果が表示されるモニターが設置されているところへ行って結果が出るまで待つ。

この日本入国時の抗原検査。

唾液採取タイプなんですが、これ結構な量の唾液が必要でした。

唾液を出すブースに行くと、レモンやライムの写真が貼ってありました。

これを見て、唾液を出せということですね。

常時ならともかく、飛行機移動で疲れているのでなかなか唾液も出ません。

私は梅干しを頭の中で想像して唾液を出しました。

せっかくなら梅干しの写真の方が、と思ったのですが、外国人なら梅干しの写真見てもわからないですからね、やはりレモンやライムの写真が正解なのかもしれません(笑)。

そして自分の番号が画面に表示されたら検査結果を聞いて書類を受け取って終了。

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その後はいつもの帰国と同じようにイミグレ、荷物受取、税関でゴール(自由の身)でした。

既にお伝えした通り、時間はハイヤー会社が言ってた通りになったので無事に出国ゲートの前で会うことができました。

そこで気になったのが、出国ゲートでのこと。

あまりにいつもと同じような空港光景。

日本入国者は入国後2週間は公共交通機関の利用を避けなければなりません。

従って空港から隔離先(自分で用意した隔離先【ホテルや自宅】)までの移動はハイヤーか自家用車、もしくはレンタカーとなっています。

噂では係員が空港を出るまで付き添ってくる等の話もあったのですが、何もありませんでした。

気になったのでハイヤーの人へ「この出国ゲートって誰でも来れるわけじゃないんですよね?」と聞くと「いえ、普通に来れますよ」とのこと。

そこで「だったらここから普通に電車も乗れたりするんですか?」と聞くと「乗れますよ」との回答。

日本の水際対策、ザル、ですね。

強制は出来ない、というのはわかりますが、普通に電車に乗れちゃう状況はどうなのかと思いました(中部国際空港だけなのか?)。

こりゃ皆が守らないわけだと実感しました。

話が逸れましたが、最後にスーツケース4つと段ボール箱2つの荷物をハイヤーの車に積み込んだときは、もう、やれやれという疲れとともに、ホッとしたというのが正直な気持ちでした。

 

2021年4月28日 マンスリーマンションでの自主隔離スタート

マンスリーマンションに到着し、2週間の自主隔離生活がスタートしました。

この自主隔離生活でのポイントは下記の3つ。

・不要不急の外出はしない

・できるだけ人と接触をしない

・公共交通機関の利用は避ける

そして、自主隔離中にしなければならないことが2つ(現在は変わっているかもしれません)。

それは。

・厚生労働省から毎日11時に来る〈健康状態確認のお願い〉というメールへの回答

・日々ランダムな時間に来るOELという位置情報確認アプリへの返事

このOELアプリというのがちょっと大変でした。

いつ通知が来るかわからないので絶えずスマホを気にしていなければなりませんでした。

こんな感じで通知が来ましたね(妻が全てメモしてくれていました)↓

4月29日-14時半頃、18時頃

4月30日-14時17分、18時40分

5月1日-10時頃、16時30分頃

5月2日-12時27分、18時25分

5月3日-11時18分、16時35分

5月4日-11時頃、14時頃

5月5日-15時07分、19時15分

5月6日-14時頃、16時57分

5月7日-10時頃、12時54分

5月8日-11時21分、15時09分

5月9日-10時01分、16時31分

5月10日-9時17分、13時46分、17時43分

5月11日-14時13分、20時29分

5月12日-9時50分、17時40分

ランダムで通知が来るというのは間違っていませんでしたが、私と妻の場合は、毎回同じ時間に来ました。

2回ほど、私の方にだけ通知が来て、妻の方には通知が来なかったということがありました。

朝は早い時間帯だと9時から、そして夜で最も遅い時間帯は20時半でしたね。

不要不急な外出はしないということですが、買い出し等が必要でしたので、基本的にこのOELアプリの通知依頼が来てそれにポチっとしてから外出をしていました。

自主隔離期間は当然予定などないのですが、それでもこのアプリには精神的に縛られていました。

でも、このOELは携帯に来た通知をポチっと押すだけなので、人に頼んだりも出来ちゃうので、そういう意味ではザルですね。

今はテレビ電話などもかかってくるそうなので、今は自主隔離の体制は私の時よりも整っていると言えそうです。

強制隔離と自主隔離ではどっちが良い?

私はインドネシア入国時にホテルでの強制隔離をすることになったのですが、はっきり言って強制隔離の方が楽です。

食事も含めて全てホテル側が手配してくれるので外出の必要もなく、携帯も気にしなくて済みます。

日本入国者の強制隔離は今のところ費用は国が負担となっていてそこが批判されがちですが、私は普通に請求すれば良いと思います。

後日にブログにも書きますが、インドネシアは入国後にホテル強制隔離となります。

もちろん実費です。

しかし面白いのが、このホテルを自分で選べ、費用もホテルによって様々です。

当然、安価なホテルもあれば高価なホテルもあり、私は会社から許可が出たので5つ星のホテルで強制隔離を行いました。

非常に快適な隔離生活でした(笑)。

今、日本の強制隔離はビジネスホテルなどの狭い一室で、窓も開けられない、しかも窓もすりガラスのところもあるとのこと(弁当は日本クオリティだから文句はないでしょうが)。

国負担だから文句は言えないが、それなら実費でホテルを選べるようにしたら良いのにと思います。

入国者全員に強制隔離を徹底すれば日本に住んでいる人も安心するし、実費であれば自分で滞在先の待遇を選べるし、国も費用を負担しなくて済む、そしてホテル側もこぞって強制隔離パッケージを売り出せばそれが利益にも繋がるのでは?と。

法律上の問題かわかりませんが、入国者全員を強制隔離で実費にすれば批判も減るのではないでしょうか。

もちろん中には費用負担が大きくなって大変だと思う方も出るはずです。

でも、何をやったって批判は出るので、出来るだけ批判が少ない方法を取るべきだと思います。

入国者に関するニュースを見ると、海外に住んでいる日本人として傷つくコメントが多いのも確かです。

しかし、多くの意見が隔離を徹底してほしいというもので、入国禁止にしろというひどい意見は極少数。

それであれば海外に住んでいる日本人の一人として思うのは、強制隔離をすることで日本に住んでいる人が安心してもらえるなら喜んで強制隔離をします。

 

私の自主隔離の過ごし方

私の2週間の過ごし方ですが、自主隔離先がマンスリーマンションなのでずっと自炊をしていました。

スーパーへ買い出しへ行って、後はマンスリーマンションで過ごすという生活です。

2週間は長かったですが、久々の日本ということで日本のビールやスーパーの総菜にただただ胃袋が癒される日々でした。

また日本だとお風呂で湯舟に浸かれるのも良かったですね。

この時に初めてウーバーイーツなどの宅配サービスを利用してみたのですが、配送料の高さに驚き、1000円OFFのクーポンが2枚あったのでそれを使って以後は利用しませんでした。

高すぎです。

インドネシアにいても日本のテレビが見られるのですが、よくウーバーイーツや出前館のCMを見ていたので、さぞ流行っているんだろうなぁと思いましたが、値段が高くてビビりました。

スーパーの総菜一択です。

私はマンスリーマンションで過ごしたので自炊が出来ましたが、ホテルでの自主隔離では普通に外食する人が多いだろうなぁと思いました。

2週間の自主隔離、食事は3食x14日間で計42回(朝は食べない方もいらっしゃるでしょうが)。

これをコンビニやスーパーの弁当だけで済ますのは無理でしょう、しかも公共交通機関の利用を避けて、ですから、行けるところも限られます。

宅配も高いので、普通に外食するでしょうね。

そう考えるとやはり自主隔離というのは、自宅で家族がいなければほぼ無理で、まず守られないと思います。

他国の隔離方法の詳しいことはわかりませんが、自主隔離など無意味という観点から強制隔離にしている国が大半だと思います。

日本への入国時、自主隔離の際に誓約書を書かされ、氏名の公表もあり得るなどの物騒な文面もありましたが、果たして本当に発表する気があってのことなのでしょうか?私は無いと思います。

しかも2週間経たなくとも1週間ぐらいでやはり気持ちは緩んできます。

そもそも、海外を出発する前にPCR検査で陰性、日本到着後の抗原検査でも陰性になっていますので、自分がコロナに感染しているとはまず思っていません。

むしろ、日本でその辺を歩いている人の方が感染している確率は高そうです。

私の場合は、インドネシアの空港やシンガポールでの乗り継ぎで周りに人も多かったので、少し不安ではありましたが、それでもその辺に歩いている人よりは感染している可能性は低いと思っていました。

そう考えると、やっぱり気が緩んでしまうとは思いますね。

まぁそんなこんなで2週間は過ぎましたが、何より久々に日本で食事が出来て幸せでした。

美味しすぎました。

本日はいろいろと書きすぎてしまいました。

明日以降では隔離明けの日本での生活を書きたいと思います。

 

 

 

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