はっとさせられる言葉たち

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いままでに いったいどれだけ走ったか 残すはたった42キロ

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いままでに

いったいどれだけ走ったか

残すはたった42キロ

by高橋尚子(マラソン選手・シドニーオリンピック金メダリスト)

 

 

 

シドニーオリンピックで金メダリストとなった高橋尚子さんの名言です。

金メダルに向けて練習を積んできた高橋尚子さんは、シドニーオリンピックのマラソンのスタート前、心の中でこうつぶやいたそうです。

あんなに長いマラソンを走ってすごいなぁとか、今から42キロ走るのか、大変そうだなぁとか思いますが、テレビで見ている私たちは、マラソンに出ている選手たちが今までの練習でどれだけ走ってきたか知りません。

実際のレースで走った距離と、練習で走った距離、これは間違いなく練習で走った距離の方が長いでしょう。

そう思えば、残すはたった42キロ、というのも分かるような気がします。

でも、このわかるような気がする、と、わかる、にはだいぶ大きな隔たりがあるように思います。

なぜなら、アスリートでなければわからないからです。

残すはたった42キロ。

普通の人ではなかなか思わない事でしょうね。

アスリートの考えや思いというのは、なかなか見ている一般の人には伝わりません。

普通に考えればスタート前、「金メダルを取ってやるぞー」と思っているのかな?と考えてしまいますからね。

それが、残すはたった42キロ、ですからね。

 

 

 

おはようございます。

先日、今夏の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの海外在住の一般観光客の受け入れを断念したというニュースを目にしました。

オリンピックは今年の7月23日に開幕です。

今回の決定は、今年の7月までにはコロナは収束しないという見通しだからでしょうが、おそらく何がどうなるかわからない中で決断しなければならない、だったら海外在住の一般観光客は受け入れない方向で進めてく方が無難だということでしょう。

ワクチン接種が始まりましたが、今年の7月の段階ではどうなっているかわからない、これが事実だと思います。

このニュースとともに報じられたのは、経済的損失。

まずチケットの返金。

そして、オリンピックの為に来日する観戦客がそのまま日本を観光して、という目論見も崩れ去り、悲壮感漂うホテル関係者や観光業の方々。

オリンピック開催に関する様々なニュース、延期や中止(するんじゃないか等々の話)、そして最終的には今年2021年の開催となり、この海外在住の一般観光客の受け入れ断念と結果となったのですが、これらと併せて毎回報道されたのがスポンサー問題。

私は、このオリンピックを経済的チャンスのように考えるのはもう今回限りで止めにしたらどうか、と思っています。

スポンサー問題があるから、コロナのことがあっても開催せざるを得ないと巷では囁かれていましたが、それもしかり。

オリンピックは平和の祭典。

経済チャンスではありません。

綺麗ごとで、いくら平和の祭典といえど、少なからず開催国に経済メリットが生まれるのはしょうがないですが、もう少し考え方を変えたらどうかと思います。

 

 

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