態度と言うのはちょっとしたものだが、
大きな違いを生み出す。
byウィンストン・チャーチル(政治家・元イギリス首相)
ウィンストン・チャーチル氏の名言です。
チャーチル氏の名言は以前にも紹介しました。
さて、本日の名言。
態度、確かにそれはちょっとしたものだと思います。
例えば話を聞く態度、うんうんと頷きながら話を聞くのか、面倒くさそうに話を聞くのか。
これはちょっとした気分でどっちにもなりがちですよね。
気分が良ければうんうんと頷きながら話を聞きますが、気分が悪ければ面倒くさそうに話を聞いてしまいがちで、これは私にも思う節があります。
私は30代前半で、本社にいた頃は一番の下っ端、上司に何かを報告したりと、主に話を聞いてもらうポジションでした。
この時、上司に何かを報告するとき、その上司が気分の良い時を見計らって報告をしていました。
理由としては、怒られたくないというのもありましたが、やっぱりうんうんと頷きながら話を聞いてもらいたいからなんですよね。
その時思ったのは、何でいちいち気分が良い時をこっちが見計らないといけなんだと思うこともありました。
しかし、インドネシアへ赴任し、本社では一番の下っ端だった私が現地工場のNo.3となり、上司へ報告する立場から部下から報告をされる立場へと変わりました。
ここで気付いたのが、私も時にそのようなことがあるということでした。
気分が良い時はうんうんと頷きながら部下の話を聞くのに、気分が悪いと面倒くさそうに部下の話を聞くという現象が自分にも起こっていたことに気付きました。
これは、自分がなりたくないと思った上司に近づいていた証拠で、気を付けなければならないことです。
なんでそうなったのか。
あれほどなりたくないと思っていた上司像に、気付けば少し近づいていていました。
気付いて良かったと思ったのと同時に、日本で接していた上司も、若い頃は自分と同様の考えを持っていたんじゃないかという考えも生まれました。
あんな上司にはなりたくないと昔は思っていながら、年を取ってそれなりのポジションへ上がっていき、気付かぬうちにそんな上司になっていく。
これはおそらく権力や地位に原因があるのだと思いました。
本日の名言通り、態度はちょっとしたことですが、積み重なれば大きな違いを生み出します。
そんな大きな違いを生み出してしまう「ちょっとした態度」、こういった「ちょっとした」ことは往々にして、何かのきっかけ、本日で言えば権力や地位次第で気にしなくなりがちなことです。
態度はちょっとしたこと、だからこそ、権力や地位で、すぐに疎かにしてしまう、でも、疎かにした代償は。。。デカい、ですね。
話は変わりますが、以前に権力についての名言としてリンカーンの名言を紹介しました。
これも良い名言です。
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