世界には二つの力しかない。
「剣」と「精神」の力である。
そして、最後には、「精神」が必ず「剣」に打ち勝つ。
byナポレオン
本日はナポレオンの名言です。
ナポレオンの名言は過去にもいくつか紹介してきました。
本日の名言、世界にあるのは「剣」と「精神」という2つの力で、最後には「精神」が必ず「剣」に打ち勝つと言っています。
「精神」はそのまま精神として捉えられますが、「剣」はいろいろなものに例えられそうです。
剣は例えば技術やテクニック、はたまた「慣れ」と捉えても良いかもしれません。
技術やテクニックは力です。
例えばスポーツでは、技術やテクニック、そして精神が合わさって大きな力となります。
時に精神が伴っていなくても、技術やテクニックがあれば良い結果を収めることができ、反対に技術やテクニックがなくても、精神が伴っていれば良い結果を収めることだって可能です。
じゃあどちらが大切か。
本日の名言では、それは「精神」である、と言っています。
一度考えてみます。
例えば技術やテクニックが同じであれば、精神力のある方が勝ちます。
これは当然ですよね。
そして、この名言では「最後には精神が必ず剣に打ち勝つ」とあります。
肝はおそらく「最後には」というところだと思います。
これは、精神が伴っていれば、技術やテクニックを身に付けていくことも可能だからではないでしょうか。
例えば、仕事。
入社1年目の人と入社20年目の人。
入社1年目の人の精神や考え方がどれほど優れていようとも入社20年目の普通の人より結果を出すのは難しいです。
なぜなら、入社20年目の人は、意識していなくても知識や経験が蓄積され、業務に慣れているからです。
その場合、いくら優れた入社1年目の人でも入社20年目の人より結果を出すのは当然難しい。
でもいずれ、仕事にも慣れ、そして元々の精神や考え方が優れていれば、次第に差が縮まり、追い抜きます。
私は、仕事の大部分を占めるのは、知識や経験からくる「慣れ」と考えています。
従って新人も、早く「慣れ」ることは大切です。
スポーツでいえば技術やテクニックをいち早く身に付けることですね。
でも後々仕事で大切になってくるのは、「慣れ」た上で、何を考えるか、何をするのか、何が出来るのか、です。
慣れるまでのスピードは大切です、早ければ早い方が良い。
でもスピードにこだわらなければ、誰もがいつか慣れて、それなりの仕事は出来るようになります。
大事なのはその慣れた後で、そこで何を考えるか、何をするのか、何が出来るのか、で、それこそが精神と呼べるのではないでしょうか。
最後はまた仕事の話になってしまいましたが、慣れるまでの早さというのは大切っちゃ大切、でもいずれ誰もが慣れる、違いはその慣れた上でどうするか、そこが大切なのだと思います。
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