はっとさせられる言葉たち

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大人はさ、ズルイぐらいがちょうどいいんだ。

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大人はさ、

ズルいぐらいがちょうどいいんだ。

by加持リョウジ(新世紀エヴァンゲリオン)

 

 

 

新世紀エヴァンゲリオンに登場する加持リョウジの名言です。

大人はズルいぐらいがちょうどいい、捉え方はいろいろあるでしょうが、私自身、そう思うことで心の中のわだかまりが少し晴れるような気はしています。

世の中は理不尽さに溢れています。

その理不尽に対して真っ向から向かって行っていても良いことはありません。

そんなもんだと割り切ることが大切です。

でも、なかなか割り切れない、許せないこともあると思います。

そんなとき、自分の中のズルい部分を考えてみる。

自分ってズルい人間だなと。

本来、ズルいことは良くないことです。

でも、そのズルさが自分の中にあるから、世の中の理不尽さ、世の中のズルさに対して少し寛大になれるような気がしています。

ズルいくらいがちょうどいい、面白い名言です。

 

 

 

おはようございます。

本日はエヴァンゲリオンに登場する加持リョウジの名言を紹介しました。

私事ながら、先日、エヴァンゲリオンのアニメ版全26話と、旧劇場版の2作、そして新劇場版の「序」「破」「Q」の3作全てを見ました。

今までエヴァンゲリオンは知っていたものの見る機会が無く、今回初めて見ました、しかも全部。

謎が謎を呼ぶ展開で話についていけないところもあり、後でネットで復習しました(笑)。

どこで見たかというと、2021年である今年、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が上映される予定で、それに合わせて、下記のチャンネルで全話放送されていたからですね。

www.necoweb.com

エヴァを見終わって、何というか、面白かったという感想では的を得ない、心にモヤモヤが残ったというのが正直なところでした。

まずアニメ版は最終話へと続く第25話から主人公である碇シンジの内面がフィーチャリングされ、製作上の都合の為、よくわからないままエンディングを迎えるのですが、そのエンディングへの疑問よりも、この内面の描写が激しく、モヤモヤ感が募ります。

旧劇場版はそのアニメ版の25話と最終話の別エンディングを描いたものですが、それとてモヤモヤは残る。

ただ、このなんて言うんでしょうか、このモヤモヤこそが、エヴァが人気を博した理由のような気もしました。

解釈の仕方を視聴者に任せるような見せ方も良かったのかもしれません。

このモヤモヤ感がありながらも、敵が現れて、敵を倒すために人類が作った人造人間エヴァンゲリオンに主人公である碇シンジ含め、綾波レイや惣流・アスカ・ラングレーが搭乗して戦うという、そこだけ切り取れば王道アニメのような展開です。

そしてそこから続く、なぜ自分は戦うのか、自分とは何なのだという精神世界、主人公である碇シンジを取り巻くキャラクターもまた皆、心の闇に悩んでいる、この何とも言えない世界観が人気を博したのだと思います。

そして満を持して作成された新劇場版のヱヴァンゲリヲン。

エヴァンゲリオンから、「ヱ」ヴァンゲリ「ヲ」ンと題名も少し変わっていて、細かな設定が変わり、全く新しい物語となっています。

「序」は、アニメ版のリメイクのような展開で始まり、細かな設定変更やシーンの違いはありながら基本はアニメ版に忠実に進んでいくかと思われましたが、「破」ではアニメ版のストーリーが引き続き活かされながらも、設定やシーンが大きく変わっていきます。

しかし、大きく変わっていくと言ってもアニメ版のように内面や精神世界が延々と描かれるわけではなく、エヴァを純粋にエンターテイメントとして楽しめる作品です。

あぁ、エヴァンゲリオンを最新の映像技術で見られるんだぁという思いと、ここからどうなっていくんだという展開で、アニメ版も良かったけど、普通なエヴァを楽しみたいという視聴者に対してはドストライクな内容になっています。

しかし、次の「Q」で、良くも悪くも裏切られます。

「Q」は完全なオリジナルストーリーで、私は事前に大まかな内容を知っていたのですが、当時映画館で見た方は始まりから「???」で、終わっても「???」だったのではないでしょうか。

良く言えば、アニメのエヴァが戻ってきた、悪く言えば、意味が分からんという感じ。

それでも、ここまでエヴァを見続けてきたファンはきっと、次の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」も心待ちにしている事には変わりないと思います。

ここでまた面白いのが題名です。

新劇場版の「序」「破」「Q」は「ヱ」ヴァンゲリ「ヲ」ンとなっていたのに、完結編である次回作は「エ」ヴァンゲリ「オ」ンとアニメ版と同様になっています。

そして「:||」という記号。

これはいったい何を意味するのか。

一説によれば、これは楽譜の反復記号ではないかというもの。

もしこれが反復記号であれば、最新の劇場版は、アニメ版のエヴァンゲリオンを繰り返すという意味??

謎がまた謎を呼びますね。

とはいえこのコロナ過で公開がさらに延期となってしまいましたので、残念です。

 

 

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