はっとさせられる言葉たち

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最も難しい三つのことは、秘密を守ること、他人から受けた危害を忘れること、暇な時間を利用すること。

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最も難しい三つのことは、

秘密を守ること、

他人から受けた危害を忘れること、

暇な時間を利用すること。

byマルクス・トゥッリウス・キケロ(政治家・哲学者)

 

 

 

共和制ローマ末期の政治家、哲学者であるキケロの名言です。

本日のイメージ画像は名言と「3」ということしか関係ありませんが、面白かったので使いました(笑)。

さて本日の名言、最も難しいかと言われるとどうかな?って感じですが、確かにこの3つは簡単な事ではないと思います。

一つ目は、秘密を守ること。

何かを知ればやはり人に話したくなってしまう、それが例え秘密と言われていたとしても、口が滑って言ってしまった経験はあると思います。

確かに私も経験がゼロではありません。

でも、正直この一つ目の秘密を守ることに関しては、簡単ではないことはわかりますが、私はそれほど難しいと思いません。

秘密は秘密で、それ以上でもそれ以下でも無いので、誰にも言うなと言われれば私は言いません。

言って得することなどありませんから。

二つ目、他人から受けた危害を忘れること、これは難しいですよね。

人からいただいた恩は簡単に忘れてしまうのに、人から受けた危害は簡単には忘れられません。

話は逸れますが、恩は簡単に忘れるけど危害は忘れない、これは人間にとって仕方がない特性で、自分を卑下する必要は無いと思います。

なぜなら、受けた危害を忘れてしまうと、もう一度同じ相手から同じ危害を受けてしまう可能性が高いからです。

人間の本能ですから、危害を忘れることは難しいんですよね。

一方、恩は忘れがちです。

なぜなら、恩を忘れても、目先大きなデメリットがありませんからね。

後々大きくそれが響くことはあるかと思いますが、目先でなにか問題になることはほとんど無いかと思います。

でも恩は忘れないことは後々になって大きく影響してくることが多いです。

ですので、ここは本能に逆らって(?)危害はなるべく忘れるように心掛け、恩は忘れないように努めることが大事かと思います。

三つ目、暇な時間を利用すること、もしかするとこれが一番難しいのかもしれません。

暇な時間が出来れば、どうしてもダレてしまいます。

私もご多分に漏れず、暇な時間はどうしてもダレてしまいがちです。

仕事でもそう、忙しい時の方が逆にその時は精神的には楽だったりするものです。

だからそもそも暇な時間を作り出すことが難しいんですよね。

仕事の話になりますが、私は入社1年目の時、忙しく働いていました、2年目で担当取引先が増えまた忙しく働いていました、3年目は更に取引先が増え、またまた忙しく働いていました。

結局、仕事の量は変わっても同じように忙しく働いていました。

これは、人はどこかで調整するからだと思います。

で、今の自分はどうかと言いますと、意識はしてなかったのですが、結果的に暇を作ることが出来ています。

なぜかと言いますと、今の私はインドネシアの工場で管理職として働いており、工場巡回という仕事があるからです。

工場巡回は暇なときにしか出来ません。

暇な時にしか出来ないのに、非常に大切な業務なので、何とか暇な時間を作り出すということが自然に出来るようになりました。

しかし、今の私の悩みは、工場巡回をする為に暇な時間を意図的に作り出せるようになったのに、その時間をうまく利用できていないこと。

工場巡回以外ではせっかく作った暇な時間をうまく利用できていません。

これは目下の悩みですね。

年も変わったことですし、何とかしたいですね。

 

   

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