変わったんじゃない。
自分を見つけただけさ。
byボブ・マーリー
ボブ・マーリーのシンプルな名言。
良いですよね。
変わったんじゃなくて、自分を見つけただけ、と。
人はいろいろな経験を通して、他人から、「変わったねー」と言われたりします。
でも実際、人ってそう簡単には変わりませんよね、少なくとも中身はなかなか変わらないはず。
私も仕事をしていて、よく「変わった」と言われます。
インドネシアに駐在して、社内の調整役にまわり、仕事のストレスで頭がおかしくなりそうになったこともありました。
お客さんのわがままだったら耐えられるものの、なぜ社内の人に対して頭を下げなければならないのか、自分の社内評価の為になぜこの人のわがままに耐えることが必要なのか、と、ストレスはたまる一方でした。
営業からの無理難題な案件に対して、苦労して調整しても、社内会議では私では無くその人が苦労して調整した案件になっていたり、あれ以降何も連絡が無いなぁと思っていたら社内会議の議事録で既にポシャっていたことを知ったりと。
もちろん、実際に現場で働くことで、仕事に関する専門的な知識も深まりました。
もし、変わった要因は?と聞かれれば、上記の経験があったからだとは思います。
でも、果たして、本当に自分は「変わった」のか?
本日の名言に倣うわけではありませんが、私は変わっていないと思います。
私は私。
昔から変わりません。
今の私と入社当時の私、大切な部分、私の根幹部分は変わっていないと思っています。
でもあえて言うのであれば、社会人、仕事をするというフィールドでの自分の在り方、自分の良さの出し方というのを理解してきたように思います。
それと自分の性格や特徴活かしたコミュニケーションの仕方、悪く言えば世渡り、ですかね、を覚えたこと。
与えられた、用意された状況でいかに自分を出すか、これに関しては掴んできたように思います。
自分を見つけだけ、と言うとちょっと私の捉え方は違うのかもしれませんが、好きなコーヒーに例えると、今まではコーヒーの豆をそのままお湯にぶち込んでいた、でも今は、コーヒー豆を挽いて、フィルターを使うことを覚えた感じでしょうか。
コーヒーの豆をそのままお湯に入れても美味しくありませんよね。
しかし、豆を挽いて、フィルターで濾せば、美味しいコーヒーになります。
でも、フィルターで濾されたコーヒーも、元の豆は変わりません。
とまあ、パッとコーヒーの例えを思いついたので、書きましたが、なんかイマイチ、的を得ない例えですね、上手い例えが出来るような人になりたいです(笑)。
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