はっとさせられる言葉たち

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大人になるとは、親のせいにするのを止めること。

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大人になるとは、

親のせいにするのを止めること。

byマヤ・アンジェロウ(作家・活動家)

 

 

マヤ・アンジェロウ氏の名言です。 

どのタイミングを以て、人は大人になるのか。

これはわかりそうで、わかりませんよね。

例えば何歳からか。

これとて人の成長速度は様々で、教育や経験の数も関係してきますので、期間で区切ること自体も難しいです。

でも、本日の名言通り、親のせいにするのを止めること、止めたら大人、良い悪いはひとまず置いておいて、これだと線引きは比較的容易ですね。

親のせいばかりにしている人はまだ大人になれていない証拠、親のせいにしなくなっていたら、大人になれている証拠と言ってもよさそうです。

この線引き、個人的な考えを申せば、当たっていると思います。

なぜ当たっていると思うのか。

それはまず、何かのせいにする、それは自分でも他人でも親でもですが、何か良くないことが起こったことに何に原因かを求めるか、ということです。

そして、その原因を自分に求めるのか、親に求めるのか、ということですが、自ら選び決めて実行したことがもし良くない結果を生んだとき、それを親に求めるのは筋違いですよね。

でも逆に親が選び決め実行したことであれば、親のせいにしたくなる、これは当たり前ですよね。

従って、良くないことが起こった時、自分のせいだと思うということは、自分で選び決め実行したこと、親のせいだと思うということは、親が選び決め実行したことと言えます。

親のせいにすることが減ったのは、日々の生活の中で、自分で選び決め実行することが増えてきたから、親のせいにすることが無くなったのは、日々の生活の中で自分で選び決め実行することしかないから。

親のせいにすることが多いというのは、日常生活の中で自分の事をまだ親が選び決め実行しているからです。

よって、親のせいにするというのは、自分の事なのに、自分で選んだり、決めたり、実行していないということ、親に依存しているということになります。

親のせいするのを止める、それは親に頼らずに自分自身で選択したり、決定したことが増えてきたことの証かと思います。

言い方を変えれば、自分自身の足で人生を歩んでいるとも言えます。

逆に、まだ親のせいにしてしまう、それはまだ親に多くの選択や決定を委ねているからではないでしょうか。

委ねているから何か悪いことがあると、その親の選択や決定に不満を思う、親のせいにする、となるのだと思います。

私も気付けば親のせいにすることは無くなりました。

いつからかは覚えていませんが、親のせいで、と思うことは無くなりました、おそらくこれからも無いと思います。

自分で選んで、決めることが多くなったのだと思います。

何をするにしても、今、親に相談することはほとんどありません。

自分の意思で選び、決めています。

従って、良い結果も悪い結果も、全て自分に要因がある、仮に他人に原因が、と思うことはまだあっても、その他人に親はもう当てはまりません。

本日の名言に倣えば、私も無事に(?)大人になれたのかもしれませんね。

親のせいにするのを止める、確かにそれは、大人と子どもの線引きと考えても良いかもしれません。 

 

 

 

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