無理せず、急がず、はみ出さず、
自分らしく、淡々と。
by権藤博(元プロ野球選手・元野球監督)
元プロ野球選手、元野球監督の権藤博さんの名言です。
かっこいい名言ですよね。
言葉の意味云々というよりも、かっこいいと思ったので、名言として紹介しました。
本日の名言を残された権藤博さんは元プロ野球選手・元野球監督の方です。
選手時代は投手としてデビューし、入団一年目からエースとして活躍、当時の誤ったトレーニング・リハビリテーション方法により、型を壊し、野手へ転向するも、野手としては満足のいく成績を残せずに現役生活わずか8年で引退をされました。
選手時代に光ったのは、投手として1年目の35勝19敗、2年目の30勝17敗という成績です。
その後、権藤博さんは主にコーチとして活躍をされたのですが、1998年から2000年の3年間は横浜で監督も務めていました。
また最近で言えば、2017年度のWBCでも日本代表の投手コーチも務められています。
そんな権藤博さんですが、選手への指導方法も一風変わったものだったようです。
指導方法としてよく言われたのが「奔放主義」で、教え過ぎない、口を出し過ぎないということを念頭に置かれてたようです。
自論として、監督やコーチは選手が能力を発揮しやすいように環境を整えてることが大切だという考えを持っていました。
またピッチングコーチを務めることが多かったのですが、投球フォームに関してはほとんど口に出さなかったと言われ、徹底された「何もしない」という指導方法は選手を尊重しての事でした。
また自身の経験から投手の肩は消耗品と考え、決して無理なローテーションはさせなかったとも言われています。
そして、こんな名言も残されています。
打たれた・打てないはコーチの責任。勝った負けたは監督の責任。
味方に怒られるほど、つらいことはない。何十年もコーチをやってて、怒って選手が良くなった試しはない。
こんなことを言ってくれるコーチや監督によってフィールドに送り出される選手は、リラックスして生き生きとプレー出来るのではないでしょうか。
「打たれたら俺の責任だから」と言われてマウンドに上がるピッチャーは、リラックスできるのと同時に、やはり何とかやってやろうと気持ちを奮い立たすことも出来そうです。
監督時代の有名なエピソードとしては、選手に自分の事を「監督」と呼ばせずに、「さん」付けを徹底されたことです。
これは監督を退いた後の事(コーチになる)を見据えてということもあったそうですが、公に言っていたのは、選手との垣根をなくすことが目的ということでした。
この「監督」と呼ばせない、に近い事は会社で働いていても、良く思うことではあります。
役職好きな人、結構いるんですよね、「部長と呼べ!」「社長と呼べ!」なんて直接は言わないですが、役職を付けて呼ぶとまんざらでもない顔をする方は結構多いです。
私はそういうタイプの方で好きな人があまりいませんので、もし役職が付いても、さん付けのみで良いと徹底したいと思っています。
ま、それよりなにより、出世しないとそんなこと出来ませんし、言えませんが(笑)。
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