コートに待っているのは新しい試合だけ。
スコアは0−0から始まる。
byマリア・シャラポワ(元テニス選手)
先日テニスを引退されたマリア・シャラポワさんの名言です。
ロシアの妖精と呼ばれたシャラポワさんも既に33歳、4大大会での優勝回数は5回、キャリアグランドスラムも達成し、もちろん自身のキャリア最高ランキングは1位という輝かしい成績を残しています。
しかし、2016年にドーピング問題で出場停止処分になり、2017年に復帰を果たしますが、故障に苦しめられ、昔のような成績には届かず(昔の成績が凄すぎたからでもあります)、2020年の今年に現役引退を発表しました。
未だ現役の女子テニスのセリーナ・ウィリアムズ選手は38歳、男子テニス界に目を向ければ、フェデラー選手が39歳、ナダル選手が34歳、そしてジョコビッチ選手、マレー選手は33歳でシャラポワさんと同年代、スポーツ科学が発達した昨今ではどのスポーツ界でも選手生命が昔より延びています。
シャラポワさんは故障に苦しめられてはいましたが、まだまだ現役でと思ったファンは多かったはずですので、引退は残念なニュースかもしれませんね。
彼女のプレースタイルは、容姿とは裏腹に非常にアグレッシブなパワーテニス、188㎝の高身長から繰り出される強力なサービスと、これまた高身長からコートに叩き込まれる強く深いフラットショットが持ち味です。
メンタル面でも苦労をしていたこともあったようですが、ひとたびショットが入りだすと手におえないプレイヤーでした。
そして、そんな強力な武器を持っているにも関わらず、貪欲にボールに食らいついていく粘り強さも備えていました。
また、自分の得意、不得意を見極めた上で、試合に勝つためにはどこを成長させればいいか常に考えていたとも聞き、食事面にも気を使うなど、プロフェッショナルな考え方も持っていたそうです。
マリア・シャラポワさんと聞き、日本にも馴染みのある点でいえば、我らが(?)錦織圭選手と同じテニスアカデミーに通っていたんですね。
彼女の引退に際して、錦織圭選手は「ブラデントン(フロリダ・ブラデントン・IMGアカデミー)にて彼女の近くで共に成長できたのは僕の特権だった」とコメントを残しています。
本日の名言の他にもシャラポワさんはこんな名言も残されています。
インパクトはありませんが私はこちらの方が好きかもしれません。
悩みのない人なんていない。
テニスをせずに大学生になっていても、テスト前には悩んでいたはず。
長らく中止されていたテニスのワールドツアーですが、今週末からアメリカツアーが再開され、今月末、全米オープンが開催されます。
このコロナ禍での開催は賛否もあったようで、放映権だけでも大きな金額になるからだといろいろ言われましたが、待ち望んでいたファンそして、選手にとって良い大会となることを心から願っています。
そして、完全に蛇足ではありますが、Youtubeにてテニスファンにはたまらない動画を見付けました。
有名なテニス選手の「ものまね」ですが、レベルが非常に高い。
仕草や打ち方、声の感じ、かなり本物に近いです。
Funny Tennis Player Imitations 2020!
マレーのバックハンド&サービス、ジョコビッチのリターン、フェデラーのサービス、キリオスのフォアハンド&サービス、チチパスのリターン、そしてナダルの全て、ティエムの全て、最高です。
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