倒産する会社は社外の人に挨拶をしなくなっていく。
会社に対する自信と誇りが無くなるからだ。
by半沢直樹
昨日の半沢直樹の第五話、もちろん面白かったのですが、名言を紹介するかどうか少し迷いました。
気になった言葉は2つ(1つは上記)あったのですが、話の内容的に、名言がバーン!って感じでは無かったですからね。
それでも、毎週月曜日のブログ、半沢直樹の名言紹介は、初回から今まで続けていましたし、一度決めたからには今期のドラマ「半沢直樹」については最終回まで紹介し続けようと思った次第です、是非ともお付き合いください。
さて昨日の半沢直樹の名言です。
半沢直樹は銀行員としての経験から、倒産する会社の従業員は社外の人へ挨拶をしなくなっていくと話しました。
社外の人へ挨拶をしなくなるのは、従業員が自分の会社や仕事に対して自信と誇りが無くなっているからだと部下へ説明しました。
従業員が自信と誇りを失くした会社はすなわち倒産するという意味だと思われます。
半沢直樹は倒産するかしないかで考えていますが、実社会で身近な例を出せば、良い会社か悪い会社を見分けるときのキーポイントとして考えても良いと思います。
従業員が自分の会社や仕事に自信や誇り、プライドを持っていないと、会社として良い状態とは言えませんよね。
なぜなら、そんな会社からは決して良い商品やサービスは生まれないからです。
実際に商品やサービスを生み出すのは機械やシステムかもしれませんが、その機械やシステムを使うのはそこの従業員ですから、結局は「人」です。
その肝心な「人」が仕事に対して自信や誇り、プライドを持っていなければ、どうしようもありません。
また半沢が社外の人への挨拶、と言っている点も面白いですよね、社外の人への挨拶というのはマニュアルや業務スタンダードとは異なる部分で、いわば従業員の素の部分です。
そこにこそ仕事への自信や誇りが見え隠れするんでしょうね。
半沢直樹が社外の人への挨拶をキーポイントしてあげたように、私も仕事の中で着目するキーポイントがあります。
それは納期対応です。
新規の仕入れ先と仕事をするとき、品質よりもまず納期対応を見ます。
なぜなら、しっかりとした納期対応が出来るかどうかで品質もおおよそ判断が付くからです。
実際に品質の判断をするのは、しばらく使い続けなければわからないのですが、納期のコントロールが出来ない会社は、往々にして品質のコントロールも出来ていません。
最初のうちは品質に問題なくとも、いずれボロが出るものです。
中には納期対応は申し分ないが、品質が良くないという会社もあることはあります。
しかし、納期対応は悪いのに品質はしっかりしている会社というのは今までほぼ無かったです。
また販売先でいえば、クレームの報告方法や内容もその販売先を判断する重要な指針となります。
もちろん、自社商品の不具合では先方へ謝罪をしなければなりませんが、販売先からのフィードバック内容で、販売先のレベルも分かります。
社外へのフィードバックに不備が多い(知りたい点が書かれていない等)販売先は、社内フィードバックもやはり出来ていないことが多いです、社内フィードバックが出来ていないということは社内での情報共有も出来ていないということになります、このような会社は将来的な見通しは良くありません。
本日の半沢直樹の名言では社外の人への挨拶がキーポイントとして挙げられましたが、実社会でも似たようなキーポイントは多いと思います。
一見関係なさそうに見えても、その会社の状況や雰囲気というのはそういった些細な点からもわかるものですよね。
さて、本日の半沢直樹ではもう一つ良い名言がありました。
どんなに素晴らしい伝統も、
それに縛られて生きる力を失えば未来へ引き継ぐことは出来ません。
この言葉も的を得ていますよね。
伝統は伝統で良いのでしょうが、それに縛られることは決して良いとは言えません。
来週の半沢直樹も楽しみです。
下記が今まで私のブログで紹介した半沢直樹の名言まとめ記事です。(2020年9月28日追記)
宜しければ是非そちらもご覧ください。
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半沢直樹の小説もドラマ人気に支えられ、好評のようです。
当初は文春文庫で、そしてその後、講談社文庫でも刊行されたようです。
文春文庫はこちら↓
講談社文庫はこちら↓
表紙のデザインが違いますね、好みの分かれるところかもしれません。
2020年9月17日に刊行された半沢直樹の最新版がこちらです(冒頭の試し読みもできるるそうです)↓
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