人が虎を殺そうとする場合はスポーツと呼ばれ、
虎が人を殺そうとする場合は獰猛(凶暴)と呼ばれる。
byバーナード・ショー(作家)
作家であるバーナード・ショー氏の名言です。
はっとさせられる名言ですよね。
人が虎を殺そうとすれば、それはスポーツ。
でも人を殺そうとすると虎がいれば、それは獰猛だとか、狂暴、人食い虎と呼ばれたりもします。
以前にブログで紹介した名言にも本日の名言に似たような言葉がありました。
上記のブログの名言「ワシが人間でいうと23歳なんじゃない。貴様らが犬でいうと2歳なのだ。」と。
また、上記のブログの中で紹介した下記のコピーは、まさに一方的な見方と言えます。
出典:2013年度 新聞広告クリエーティブコンテスト 最優秀賞
一方的な見方には気を付けなければなりません。
事実を見誤ることに繋がるからです。
もう一度、事実関係を見直し、片方からの一方的な意見や見方ではないか情報を整理し、判断をすることが大切だと思います。
また上記のコピーと一緒にこんなブログ記事もありました。
私たちがこういう生活をしているから、あなたたちも同じ生活をした方が良いよ、幸せだよ、ということですが、考えさせられますよね。
この世には「ありがた迷惑」という言葉があります。
しかし、相手の好意に迷惑なんてものは無いというのが私の持論です。
この考えを変えるつもりはありません。
ただ、相手のことを考えて何かをしようとしているときにこれは相手にとって「ありがた迷惑」にはならないだろうかというのは考えています。
これは矛盾しているような考えですが、それでもこの2つの方針は私の中で揺らぎません。
人は誰しも予期せぬところで相手へ迷惑を掛けているものですので、これぐらいの気持ちで接していて丁度良いのでは?と思っています。
話が少しそれてしまいましたが、この相手にとって「ありがた迷惑」にならないだろうかという考えることは、一方的に物事を見ていないかどうか客観的に考えてみることと同じです。
一方的な見方というのは、そこかしこに存在してます。
私のことで言えば、ここ東南アジアでのローカルの人たちの暮らしです。
お金が無い、衛生面に不安がある、医療が整っていない、これは事実です。
しかし、だから彼らは不幸なのか、と言えば、それは違うと思います。
お金がある、衛生面も安心できる、医療も整っている、だから、日本人は幸せなのか、これも違います。
運転手のいる車で毎日会社へ送迎され、窓の外に広がる彼らの生活風景を見ながら、可哀そうだと思う、これは間違っています。
単純に考えればわかるのですが、給料のことで言えば、私は彼らの10倍以上の給料をいただいています。
しかし、私は彼らより10倍以上幸せかと考えれば、決してそうではありません。
給料と幸せは比例しない、誰しもわかっているはずです、誰しもわかっているはずなのに、時に一方的な判断をしてしまう、これは避けられません。
やはりその都度、自分の物事の見方について、注意していくしかありませんよね。
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