他人の芸を見て、あいつは下手だなと思ったら、
そいつは自分と同じくらい。
同じくらいだなと思ったら、かなり上。
うまいなあと感じたら、とてつもなく先へ行っているもんだ。
by五代目 古今亭志ん生(落語家)
これは確かにそうだと思います。
また、そうでなくても、やはりそういう気持ちで物事や相手を見た方が良いということもあると思います。
この言葉を聞いて、私はインプットとアウトプットの関係性を思い出しました。
ブログを書いていますと、例えば何かを紹介する際、私のことで言えば言葉や名言を紹介する際に、その言葉を発した人物の歴史を調べます。
いくつもの情報をインプットしながら、最終的にアウトプットするのは、調べた中の一部の情報です。
読者へわかりやすく簡潔伝えるということが目的ですので、情報の取捨選択をします。
例えば先日のウォルト・ディズニーの名言でもそうでしたが、それ以上に調べたなーと思ったのが、最近で言えば、コカ・コーラの歴史ですね。
コカ・コーラのカンザス事件はかなり調べました(笑)。
他のブログでも、例えばおすすめ商品5選と紹介されていた場合、当然、著者は5つの商品だけでなく、他の商品も調べた上で5つ選んでいるわけです。
調べた商品が10個なのか20個なのか、はたまた100個なのかはわかりませんが、アウトプットに比べインプットの方が確実に多いのは事実です。
従って、この人の言っていることは何となくわかる、というのは同レベルということではなく、自分より上、自分より精通していると言えるのではないでしょうか。
また、この人は凄いなぁ、自分の知らないことをいっぱい知っているなぁと思えば、自分よりとてつもなく精通していると言えるのではないでしょうか。
おはようございます。
先日、こんなニュースを読みました。
早く日本へ帰りたい(本帰国含め)私は少し驚きました。
気になるのは日本はインドネシアにも抜かれているんですよね。
どうやって集計したのか気になりますが、さすがにインドネシアより日本は住みやすいと思います。
このニュースを見ても、日本が良い国だという考えは変わりませんが、やはり外国人から見れば、日本は住みにくい、住みたくないのかもしれませんね。
以前、外資で働く友人から、日本に駐在している外国人が「日本は何もやることないからずっと家にいるって話してたよ」と聞き、私は「マジかよ」と思ったのですが、同じ国でも母国として住んでいる人と外国として住んでいる人の違いではないでしょうか。
私はインドネシアに駐在で住んでいて、休みの日、本当にやることがないなぁと何度も思いましたが、たぶんインドネシア人はそんなこと微塵も思ったことが無いでしょうからね。
やることが無いと言われるインドネシアですが、インドネシア人は元々その環境で育っていて、その中で既にやることを見つけているので、やることがないなんて別に思わないのでしょうね。
例えば日本の満員電車でもそうです。
私たち日本人はしょうがないなぁで済む問題でも、外国人にとっては我慢ならない問題だったり、私の事で言えば、インドネシアは交通が不便でほぼ車移動に限られそして大渋滞、あとはレストランの衛生面とかですかね、インドネシア人にとってはストレスに感じないようなことでも、私は強くストレスを感じてしまうことがあるはずです。
また海外駐在員の私は一時帰国休暇として日本へ帰り、日本の良さを実感するわけですが、バカンス感覚で日本を訪れ、日頃のうっぷん晴らしとばかりに、旅行に行き、旅館に泊まって美味しいものを食べる、そしてショッピングを楽しむ、双方の親へ挨拶に行ったり、久々に友人と再会したりもする、そう考えると、一時帰国中は日本の良い面ばかりを見てしまっていることになるんですよね。
外にいると日本の良さが改めてわかります、ただ、一時帰国休暇などで帰ることにより、余計に日本が良く見ている可能性もあります。
だからこそ、このニュースにも過剰に反応してしまったのかもしれませんね。
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