はっとさせられる言葉たち

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何度も何度も傷つけられたら、相手を紙やすりだと思えばいい。多少、擦り傷は受けれど、自分はピカピカになり、相手は使い物にならなくなる。

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何度も何度も傷つけられたら、相手を紙やすりだと思えばいい。

多少、擦り傷は受けれど、自分はピカピカになり、

相手は使い物にならなくなる。

byクリス・コルファー(俳優)

 

 

 

クリス・コルファーさんはまだ若い俳優なのですが、果たしてその年でいったい何があったのか聞いてみたくなってしまう言葉です。

誰かに傷つけられ辛い状況のとき、その相手や状況に対する捉え方を少し変えるだけで心が軽くなる、そんな意味の言葉だと思います。

私も経験があるのですが、傷つけられたり、理不尽なことをされると、人は大きく成長します。

だからと言って辛い目にあったり傷つけられたりするのは嫌ですから、成長できるとしても同じような思いは二度とごめんだというのが正直な気持ちです。

しかし、辛かったり傷つけられたりしたことが自分の糧になったというのは事実で、疑いようもありません。

他にも成功体験より失敗体験の方が確実に心に残りますし、失敗あっての成功とも言えますから、自分の思い通りにいかないことの方が勉強になったり、経験として今後に活かせたりすることは多いです。

従って「相手は紙やすりなので、傷つけられるたびに自分がピカピカになる」というのはまぁ理解できますよね。

でも、なぜ相手は人を傷つけることによって紙やすりのように使い物にならなくなるのでしょうか。

私はそれは、傷つける度に他人の気持ちに鈍感になっていくからだと思います。

相手を傷つけていることに気付かないのは鈍感だという証です。

普通の精神であれば、誰しも相手を傷つけることはしたくないはずですので、他人を傷つけている人は傷つけていることに気付いていません。

よって傷つければ傷つけただけ他人の気持ちに鈍感になっていきます。

人の気持ちに鈍感な人は総じて損をする傾向にあります。

どんな世界でも結局最後は「人」ですので、人の気持ちがわからない人には仕事でもプライベートでも良い未来が待っているわけがありません。

人の気持ちが分からない人が仕事で重宝されるかと言えば、話は簡単ですよね、間違いなく重宝されません。

そして人の気持ちに鈍感になっていくのと同時に、傷つけられた自分は傷つけられる度に相手への信頼を無くし、信頼が無くなった後は嫌悪感だけが積もっていきます。

例え後から気付いて謝られ、言葉としては許しても、なかなか人は忘れることは出来ませんし、ふとしたことで傷つけられたことを思い出します。

このように、相手を傷つけている人は紙やすりのように、相手をピカピカに磨き、磨きながら傷つける度に使い物にならなくなっていきます。

世の中には、会社に入ってくる新人をパワハラによって傷つけ、ことごとく潰すような方もいると思いますが、最後は自業自得の憂き目に遭うのは自然の摂理です。

何度も何度も傷つけられ、相手に嫌悪感を抱くでしょうが、復讐心を持つのだけは精神衛生上やめましょう、最後はボロボロになる可哀そうな人だと思ってやり過ごすのが吉です。

そしてもしその人が憂き目に遭い、手助けを求めてきたら、表面上でも良いので、手を差し出すべきです。

そこで手を差し出すことで、また一歩、自分の成長の足掛かりとすることも出来ますし、そこで手を振り払うようであれば、自分の器もたかが知れたものです。

言うは易く行うは難しですけど、そういった精神だけは持っていたいですよね。

 

 

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