自分がしてほしいのとまさに同じように、人に接してください。
それこそが「尊敬」と呼ばれるものです。
byキアヌ・リーブス(俳優)
キアヌ・リーブスさんと言えば、マトリックスですよね。
もちろんマトリックスの他にも数多くの映画へ出演されています。
それと同時に他の映画スターと違って注目を浴びるのは、庶民的で質素な生活ぶりです。
それはまるで人生に必要なものはそれほど多くないとでも語っているかの様で、必要ないお金は惜しげもなく何十億円と寄付するのですが、自分はボロボロのジーンズをはいていたりします。
地下鉄に乗って移動したり、道端のホームレスと気軽に語り合ったりしていたエピソードも有名です。
お金に執着しないのは勿論それ相応に稼いでいるという前提がありますが、それでも人はお金を手に入れたら豪華な暮らしをしたいと思うのが大半ですので、やはりそれだけ心が豊かだということでしょう。
本日の名言はそんなキアヌ・リーブスさんの言葉です。
自分がしてほしいことを他人にする、これは大切ですが、正直、当たり前の話です。
しかし、これこそ大切だと思ってもなかなか出来ないことだと思います。
人はカッとなったり、物事を素直に受け取れないときは相手に対して自分の思うがままに行動することは多いです。
でも、その行動前に、今から自分がしようとしていることは、仮に自分が相手だったとして、それは自分がしてほしい事なのかと考えると、思い留まることが出来ます。
大半が、自分はしてほしくないことですよね。
悲しいことに自分の思うがままの行動って自分が他の人にされたくないことなんですよね。
嫌な思いをしたから、相手も嫌な思いをして当然だと思って何かをする、これは行動原理としてよくあることですが、本当に相手も嫌な思いをして当然なのでしょうか。
物事の発端は、それほどシンプルではなく、様々な要因が重なりますので、自分が嫌な思いをしたとしても、その原因全てが相手にあるとは限りません。
短絡的に、相手のせいだと考えても、実際は原因が違ったことはありますし、相手に全くその気がなく、自分が誤解している可能性だってあります。
従って、自分が望まないことを相手に対してしない、自分が望むことを相手へに対してすることで、何事もスムーズにいくと私は考えています。
仮に自分は相手へ尽くしているに、相手は恩を仇で返すようなことばかりし続けてくる
と思ったら、仕返したり、やり返したりするのではなく、そっと距離をとるだけで十分なはずです。
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