誰もが思いつきそうなことを、人より鼻の差ぐらい先を見越して、現実化すればいいんだ。
「鼻の差ぐらい」がポイント。
それ以上先でも、それ以下でもダメ。
by志村けん
志村けんさんの名言です。
例えば、面白さとつまらなさ、ファッションのかっこよさとダサさ、良い映画と悪い映画、これらを分けるのって本当にちょっとした差であるような気がします。
お笑いで言えば、場がシーンとなるぐらいすべった場面で何かコメントや言葉をちょっと付け加えるだけでどっと笑いに変わることがあるかと思います。
ファッションもそうですよね、私はファッションのことはよくわかりませんが、流行りのファッションや奇抜なスタイルと呼ばれるものは、本当に不思議です。
このなんとも言えないところが良いんだろうなぁと思うのですが、一歩間違えればおかしな格好になりますからね。
長くお笑いを続けてきた志村さんらしい言葉です。
コントや漫才でやっていることや喋っていることはほとんど同じなのに、受けたりすべったり、少し言い方を変えるだけでドカンと受けたり、間を工夫したり、様々な経験があっての言葉だと思います。
おはようございます。
昨日より12連休に入っているわけですが、インドネシアでステイホームという状況で、何をやろうかと模索している感じです。
そして何をやろうかと模索しながら昨日は終わってしまい、今日を迎えています。
休みの前半はブログの書き溜めに費やします。
このブログはご存知の通り毎日更新です。
毎日更新の理由は下記をご覧ください↓
毎日更新でしかも朝更新はなかなか難しいもので、名言の解説に関しては、書き溜め方式としています。
雑記はリアルタイムです、時にリアルタイムでないこともありますが。
先日、本を読みました。
隆慶一郎さんで有名なのは漫画「花の慶次」の原作だった「一夢庵風流記」でしょうか。
こちらの「吉原御免状」は隆慶一郎さんのデビュー作で「かくれさと苦界行」はその続編となります。
宮本武蔵に育てられた青年剣士である松永誠一郎が師の遺言に従い江戸・吉原へ赴くところから話は始まります。
隆慶一郎さんは作家生活に入ったのが還暦を過ぎてからだったのですが、わずか5年で急逝され、未完作もあるのですが、未完のものも全て刊行されています、それほど人気のある作家です。
私は知らなかったのですが、この「かくれさと苦界行」を読み、これも続編を考えられていたんじゃないかと思い、巻末の縄田一男さんの解説を読んで、やっぱり続編を書く予定だったんだと知り、隆慶一郎さんが急逝されなかったらどのような結末を迎えていたのだろうと残念な気持ちになりました。
吉原御免状は1986年刊行、かくれさと苦界行は1987年刊行と30年以上前の小説ですが、読みづらさはなく、おすすめの小説です。
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