お金以外にも喜びがなければ、いい仕事はできない。
by島田紳助
既に芸能界を引退されている島田紳助さんの言葉です。
島田紳助さんは引退されても尚、時折メディアを賑わせますし、週刊誌にも撮られ、また「島田紳助 現在」と検索しますといろいろ写真が出てきますよね。
引退されてからも島田紳助さんは世間で忘れ去られることがないのは、テレビを中心に数々の実績を残されてきたからだと思います。
好きではないという方も多かったようですが、やはりトーク番組であれだけの視聴率を持っていた方も明石家さんまさんを除けば島田紳助さんくらいでしょう、話術、トーク力や場の盛り上げ方等は非常にうまかったのだと思います。
前置きが長くなりましたが、本日の名言はそんな島田紳助さんの言葉です。
生きていく為に仕事をする、お金を稼ぐ為に仕事をする、これは事実ですし、疑いようもありません。
しかし、島田紳助さんはそれだけではいい仕事は出来ないと言っています。
なぜ島田紳助さんはお金以外にも喜びが無ければいい仕事が出来ないと言っているのでしょうか。
私は、お金しか目的が無いのであれば、得られるお金以上のことはしなくなる、しなくなりがちだと思うからです。
人は何かをするとき、まず目的を持ちます。
お金が目的であれば、その時点で前へ進んだり、プラスアルファのことをしようという気が無くなります。
また目的であるお金が得られる段取りが出来れば、出来るだけ楽にお金を手に入れようと、コストを掛けず体力を使わずに済む方法を探します。
そうなりますと、手を抜くかと、この考えが一般的ではないでしょうか。
コストをかけても体力を使っても、もう得られるお金はそれ以上増えません(増えないと思っている)ので、考え方としては間違ってはいないかもしれません。
しかし、そこにいい仕事というのはありますかね?
いい仕事というのは最低限こなしてくれることも捉え方によってはいい仕事と言えるかもしれませんが、いい仕事というのは、おそらく通常とは違う、何かプラスアルファのようなものがあって、いい仕事と言われるようになるかと思います。
考えなければいけないのは、お金のことだけを目的としている人に、そのプラスアルファが出来るか?ということです。
出来ないでしょう、よっぽどのことが無い限り出来ないかと思います。
では仕事にお金という目的以外に喜びも持っている方はどうでしょうか。
ご存知の通り、結果は自ずと変わってくるかと思います。
仕事はお金が目的というのは事実です、しかし自分の仕事について、少しでもいいから、お金以外に喜びを持っていたいですし、持つべきだと思わされる言葉ですよね。
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