人類の歴史の中で
本当に強い人間などいない。
いるのは弱さに甘んじている人間と、
強くなろうと努力している人間だけだ。
by本田宗一郎(本田技研工業創業者)
本田宗一郎さんは自動車メーカーである本田技研工業(通称:Honda)の創業者です。
ご存知の方も多いと思います。
本田宗一郎さんは小さな町工場に過ぎなかった会社を一代で世界のホンダにまで築き上げた方です。
社内では「カミナリ親父」と呼ばれ、良く叱られたというエピソードは驚くほど多いです。
現代社会で言えば、社員を叱る経営者というのは批判されがちですが、本当に社員を叱ってばかりいるだけの人でしたら、どんな時代でも社員は付いていきません。
確かによく叱っていたのでしょうが、その叱りの中にも社員を思う気持ちとモノづくりに対する情熱、そして社員が成果を出したときはしっかりと褒める、そこが出来ていた方だと思います。
様々な経営者にはその経営者独自の考え方や経営手法がありますが、社員から嫌われた経営者というのは一人もいません。
多くの経営者で共通するエピソードは、社員がこの人に付いていきたいと思った、もう少しくだけた表現をすれば、社員がこの人に褒められたいと思った、それに尽きると思います。
経営者では松下幸之助さんや稲盛和夫さんも有名ですが、本田宗一郎さんも多くの逸話を残しており、大変有名な方です。
本日の名言はそんな本田宗一郎さんの言葉です。
「人類の歴史の中で本当に強い人間などいない。いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうと努力している人間だけだ。」とあります。
生きていく上で様々な困難にぶつかり、心が折れそうになった時、もっと強い人間になるにはどうしたら良いのだろう、何で私はこんなにも弱い人間なんだろうと、思い悩むことがあるかと思います。
誰もが、強い人間になりたいと願うでしょうが、本田宗一郎さんは「本当に強い人間などいない」と断定しています。
いるのは2つのタイプの人間、弱さに甘んじている人間と強くなろうと努力している人間だと言っています。
困難にぶつかったとき、すぐに心が折れてしまう人、心が折れてしまったことを困難のせいのみにしてしまう人、これは「弱さに甘んじている人間」です。
反対に、どうしたら困難に負けない強い人間になれるのだろうと悩む人は、「強くなろうと努力している人間」です。
本当に強い人間だどおらず、あるのはこの違いだけですが、この違いこそが最も大きく、後々の自分の成長へも繋がっていくのではないでしょうか。
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