みんなと同じだったら、一番楽だろう。
不安もなくなる。
でも、その代わり個性もないってことになる。
あいつは変わってる、と言われるのは光栄なことだ。
1回きりしかない人生なんだから、自分の好きなように、自分に正直に生きようよ。
by志村けん
志村けんさんが亡くなられました。
亡くなった理由に新型コロナウイルスが関係しているだけに複雑な心境ではありますが、私はただただ悲しいです、志村けんさんが亡くなったという事実が、本当に悲しい、それに尽きます。
子どもの頃によく見ていたテレビと言えば、「バカ殿様」と「だいじょうぶだぁ」、この2つは強烈に印象に残っています。
今と違って情報も少なかった時代に新聞のテレビ番組欄に突如として夜7:00からの欄に「バカ殿様」と出ているだけで、早く夜にならないかなと待ちわびたものでした。
当然、録画もしていました。
バカ殿様、だいじょうぶだぁと書かれたビデオテープが我が家に何本あったのかというぐらい、録画して何度も何度も見ていました。
今でも時折、「バカ殿様」や「だいじょうぶだぁ」は新しいものが放送され、この歳になっても良く見ていましたが、相も変わらずのコントで何度も見ていれば当然先まで読めてしまいます、次はこうなる、ああなると。
それでも楽しく見れていました。
今見るとなぜ昔はこれを何度も見返していたんだろうなぁと、この歳になれば昔ほど笑いながら見る感じではなくなっていましたが、お酒とつまみを食べながら、ついつい見てしまう、最近はそんな感じで楽しませてもらっていました。
私が子どものころの夢は「志村けん」でした。
志村けんさんのようなコメディアンになりたいのではなく、「志村けん」になりたかった、今でもその時の気持ちを覚えています。
志村けんさんからどれだけ笑わせてもらったかわからないほど、笑わせてもらいました。
笑わせてもらった分だけ、今はその分悲しいです、悲しくて悲しくて仕方が無いです。
もう「バカ殿様」や「だいじょうぶだぁ」の新作が見られない、あぁまたスペシャルでやるんだっていう定例的に思うことももう無いんです。
志村けんさんが亡くなったことにより、中国人に殺された、安倍首相が殺したようなもんというヘイトスピーチが広がっているそうですが、信じられません、いったいどういう神経をしているのでしょうか、恨むのは新型コロナウイルスであって、間違っても人ではありません。
このようなヘイトスピーチを聞いて志村けんさんはどう思うのか、志村けんさんの死をただ利用しているに過ぎません、許せませんし、怒りしかありません。
いつかコロナウイルスが終息した際には、この時の混乱とバタバタと共に亡くなった志村けんさんのことを私はこれからの人生で何度も思い返すと思います。
今までたくさんの笑いをいただき、ありがとうございました、感謝しても感謝しきれないくらいありがとうございましたと伝えたいです。
世の中には数々のコメディアンや漫才師がいて、多くの人に笑いを届けています。
ただ、私の中ではどんなコメディアンや漫才師よりも、志村けんさんがNo.1で、これからもNo.1のまま変わりません。
今まで大変お世話になりました、ありがとうございました、そしてお疲れ様と言いたいです。
ただ、今この瞬間に志村けんさんはこの世にいないと思うだけ悲しくてやりきれない。
記事の最後は何か言葉でまとめようと思いましたが、無理です、本当に悲しい出来事でした。
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